2016年11月末日に開始した。
そして4年の時を経て、ついにポケットモンスタープラチナバージョンをクリアした。
ポケモン図鑑完成(=全種類の捕獲)ではなく、あくまでも四天王+チャンピオンを倒すという定番のストーリーを制覇しただけなのだが、ここまで来るのに4年かかった。
間にかなり長いブランクを挟みはしたものの、この秋に重い腰を上げて再開を決意した。
4年前の当時、
赤 → 青 → 金 → ルビー → ブラック → ファイアレッド
というポケモン歴を経てはいたが、3年程前に出ていたエックス・ワイシリーズを飛ばしていた。そしてサン・ムーンという新作が世の中に出たばかりなのであった。
この遅れをしっかり取り戻そうということで中古のプラチナ版を買ってみた。プラチナ版はダイヤモンド・パール版の所謂マイナーチェンジ版というもので、先に出た2作品を踏まえ、少しだけストーリーやイベントが追加されているバージョンに当たる。
後に知るのだが、このプラチナ版は攻略難易度が高めに設定されているらしい。実経験として顕著だったのが四天王周りだ。購入から4年経った今、
このハードルが私にとっての大きな壁となって立ちふさがることになる。
端的に言うと2016年11月末に開始したプラチナ版は2017年1月頃までは細々と続けていたのだが、ある時を境にぱったりと止めてしまうことになる。業務の忙しさや己の要領の悪さのせいで徐々に触れる機会を失って行き、気が付けばかなりの距離を取るようになっていた。
節々で
いつかまた再開しよう
と心の内に思いを秘めていたものの、秘め続けて早4年が経過していた。
最近になり人の影響でNintendo Switchを購入し、ポケットモンスターソードバージョンを入手したのが今年の春の話。漢検の勉強の合間にちょくちょく進めつつ、漢検終了後に一気にクリアまで漕ぎつけたことをきっかけとしてあの日の思いが蘇った。
いつかまた再開しよう
今じゃないか
そんなわけでソードのクリアの勢いをそのままにプラチナバージョンの攻略に取り掛かることにした。
4年前の思いは温かいままで残っているにしても記憶自体が殆どないのどこから手を付ければ良いのかわからなかったが、攻略チャートのサイトを読んでいる内に少しずつ自分が次に何をするべきかを思い出して行った。
バッヂは4つ目まで集まっているので、チャート的には残り半分を突き進めばストーリーの制覇を達成できる。
さらに当時の自分は次に育てたいポケモンを捕まえた状態のままで中断していたので、まずはレベルの低いポケモンのレベリングから始める必要があった。
ストーリーよりも育成(弱い敵を狩る作業)に力を入れた再開とはなったが、育成と並行してストーリーの攻略も着々と進めた。
8人目のジムリーダーの攻略が随分と怪しい所ではあったが、間一髪で勝ち抜くことができ、お次は四天王戦というところまでは比較的容易に進むことができた。
その四天王が強すぎた。
以下は未プレイの方にとっては軽いネタバレになってしまうが
プラチナ版の四天王は
虫 → 地面 → 炎 → エスパー
という順番で戦うことになっている。
エスパーはともかくとして頭から始まる3人は弱点の多いタイプ使いなので勝ち抜きやすいかと思いきや実際はそんなことはなかった。特に虫が強かった。
虫タイプは基本的に耐久性がないのが最大の欠点ではあるのだが、プラチナ版の四天王の繰り出してくる虫ポケモンは全ての耐久性が高く中々倒すことができなかった。
プラチナの四天王が厳しい。最初の虫の人を2匹倒すのが精一杯だ
— 鷓鷺 (@syarokusuke) November 21, 2020
パーティの平均レベルが55の状態で臨んだら全く歯が立たなかった。相手のレベルが50程度ということもありこちらの方がレベル差では上回っていたものの実力は遠く及ばなかった。異常に固かった。
回復系のアイテムで薬漬けにすれば突破できるけれど、そんな状態ではチャンピオン戦まで持つわけがない。
そんなわけで2時間程度四天王戦のデスルーラやチャンピオンロードでの狩りをしまくった結果、こうなった。
遂にシロナ戦となった。手が震える
— 鷓鷺 (@syarokusuke) November 21, 2020
遂にシロナ戦にまでたどり着いた。マジで手が震えた。
結論から言うとトゲキッスとガブリアスが強かった。トゲキッスには弱点であるはずのこおり技(=ふぶき)殆ど当たらない一方で、エアスラッシュでひるまされる事故が多発して苦労させられた。
ガブリアスはじしんが強烈ではあったが70個近く買い貯めしたおいたかいふくのくすりを乱用してじしんのPPを枯渇させ技が乏しくなった所を一気に攻め込んだ。どこかで急所にでも当てられていたら大ピンチになっていたが、運よく急所当ては回避できた。
トゲキッスへのふぶきを外す度にこちらがピンチに追い詰められ何度か全滅させられはしたものの直前でレポートを書いていたためにがめんをまっくらにされる度に電源を落として何度でも挑戦をすることができた。
挑戦を繰り返すこと3回目程でチャンピオンであるシロナを倒すことができた。シロナはどのポケモンもレベルが高く、ポケモンによっては私の手持ちレベルを上回っていた。
虫の人(=リョウ)はレベル差で勝っていたのにも関わらず簡単には倒せなかったのに、シロナの場合はレベル差で不利の状態にあっても勝ち抜くことができた。つまり実質虫使いのリョウがチャンピオンの器であったと言っても過言ではない・・・???
そんなこんなで購入後4年が経ちついにプラチナバージョンをクリアすることができた。
目標のひとつが一段落したことだし、またソード版に戻ろうかな。
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