歳を経るにつれて山が怖くなっている。
というよりも色々と余計な知識が付き、山に入ることに対して抵抗を持つようになり始めた。
主な原因は熊だ。出くわしたら自力で逃げるのはほぼ不可能で、逆に熊に逃げてもらう以外に道はないと聞く。年増しで徐々にそういった恐怖を煽る情報が入って来る。
日本の山には特定の地域を除き、そこらかしこに熊がいるらしい。もはやこれは
熊→山→恐怖
という連想ゲームを辿らざるを得ない。
そんな結論に至り、最近は無暗に山には近づかないようにしている。
2017年に足柄乗り換えを実施し、2018年のほぼ同時期にも同乗り換えを行っている。そして2019年以降はバタバタとしていて実行できていない。と言うよりも熊が怖くて足を運べていない。
程良い山歩きということもあり、熊さえいなければ毎年このルートを歩いていたのだろうけれど、恐怖が勝るようになってからはもはやお手上げ状態である。
正直、高尾山ですらちょっと怖いくらいだ。
ルートによっては人が少ないしね。
そんなこともあって山に行くという選択肢は最初から無いものとしている。但し筑波山には熊はいない・・・と言われているので、
折を見て足を運んでも良いかな~
と思っている。とは言っても蜂をはじめとする虫たちやイノシシも怖く、それはそれとしてその恐ろしさ情報がオートで入ってきているので熊以外も山を遠ざける要因となっている。
とにもかくにも自然と言うものは人間には制御できない理不尽な怖さがある。怖さをしってしまったらもう後戻りはできない。