不定期な日記帳の遺構

はてなダイアリーで運用していた「不定期な日記帳」の遺構の上に成り立つ2019年3月より再始動したメインブログ

樋口一葉

メモです。


樋口一葉さん。
中島歌子に歌と古典を学ぶ。
半井桃水に小説を学ぶ、


代表作は『たけくらべ』『にごりえ』『十三夜』
シェイクスピアには『十二夜』があるな)
ちなみにすべて1年半で完成。


24歳の時に肺結核で亡き人に。


東京の長屋生まれ。
次女で第五子。


父は学問の人で母と山梨から駆け落ちした。
不動産屋として生計を立てる。
中流家庭。


一葉は7歳で『南総里見八犬伝』を読破。
次兄のもとで陶芸絵付師に弟子入りしたり、
高校を首席で卒業したり色々とすごい!!



父に才能を見出され、
和田重雄のもとで和歌を習う。
その後、中島歌子のもとへ。(萩の舎)
そして源氏物語などの王朝文学がモチーフになる。


周りは上級仕官の子であったため、
劣等感を抱える。(ものつつみの君)


生涯で通算12回の引越し。
兄と父が亡くなり許婚との婚約が解消。
(高額の借金があったため)
萩の舎に住み込む。


遠視、弱視、近視。
針仕事が嫌いなので文学界へ。


仲間の田辺花圃が文学で多額の収入を得ていたことから
一葉も文学活動を始める。


『かれ尾花一もと』を執筆。


半井桃水に弟子入りして
処女作『闇桜』を執筆。(『武蔵野』の創刊号)
恋中が噂されたため別方向へ。
理想主義的な『うもれ木』を執筆。
人気が出る。


ヨーロッパの自然主義に触れて『雪の日』などを執筆。
元許婚が求婚してくるも拒否。


あまりに儲からないので駄菓子を売って生活する。
このときの体験が『たけくらべ』に表される。



『大つごもり』『ゆく雲』『にごりえ』『十三夜』などを
14ヶ月で7本執筆。(『大つごもり』〜『裏柴』)


文芸倶楽部に『たけくらべ』が掲載。
おうがいや露伴が絶賛。
おうがいは『めさまし草』を評価。


結核で死亡。


墓は築地本願寺西本願寺(和泉)へ。
24歳の生涯で14ヶ月が作家としての人生。
士族としての誇り。


歌人としては夏子。
小説家としては一葉。