最近、本ブログの方で
字を太くしたり色を付けたりするという試みをしている。
これは読者にとって少しでも見やすくなるようにという思いがあっての事なのだが、
段々とその試みの規模が大きくなってきていて、
逆に見辛くなっているんじゃないか疑惑がある。
動画サイトやテレビ番組なんかで、
内容に大したものはなくても
BGM一つで完成度が桁外れに高くなっているものが散見される。
つまりお囃子の効果は絶大なのだ。
それは当然動画だけではなく文章にも当たる。
ただ書くだけでは盛り上がらなくても、
文字に装飾を施すことで面白さを引き出したり生み出したりすることができるようになる。
もちろん、逆効果になることもある。
良くわからない出版社の文庫にありがちなのだが、
とにかく太字を連発することで
つまらないお笑い番組に観客の笑い声を取り入れることで
よりチープなものになり下がるのと似たような現象が起こっていることがある。
私の本ブログもそれと同じことが起こっているのではないか。
ウケ狙いが過ぎて逆に白けてしまっているのではないか。
もう少し冷静に、客観的に見てみたいと思う。