不定期な日記帳の遺構

はてなダイアリーで運用していた「不定期な日記帳」の遺構の上に成り立つ2019年3月より再始動したメインブログ

ネット駆使マン「デッキの枚数が多いとそれだけ有効なカードが手元にやってくる確率が減る」

皆さんご存知「遊戯王カード」は一世を風靡し、今も多くの固定のファンがいるカードゲームだ。

 

 

正直、今のトレンドはわからないどころか、中学生の頃に引退してかれこれ15年以上離れているので何もわかっていない。

 

 

それでも当時のことを思い出すと懐かしさと同時に興味深さが湧き起る

というのも、基本的には仲間内でわいわいやっていたのだけれど、その内の一人がインターネットを駆使して戦術のトレンドを仕入れたり、(どういうシステムなのかはわからないけれど)チャット機能を利用して見知らぬ相手と対戦をしていたらしい。

 

 

平凡な中学生同士だと攻撃力の強いモンスターを如何に早く場に呼び出しつつ、「マジカルシリンダー」や「ミラーフォース」なんかの罠カードをどれだけ巧妙に回避できるかのせめぎ合いを演じるのが関の山だった。

 

 

しかしネット駆使マンは違った。

 

 

奴は相手の手札を減らして選択肢を可能な限り狭めさせたり、そもそもモンスターを場に出させないような工夫をしたりと、数字での殴り合いではなく、カードゲーム的な戦術を重視した戦いを繰り広げていた

 

 

細かい話はどうでも良いとして、その中の理論のひとつとして「デッキの枚数は少なければ少ない程良い」ということを常に言っていた。

 

 

今のルールはわからないけれど、当時の遊戯王は40枚以上のカードを集めておけば、後は何枚でもデッキに搭載して良いというルールであった。つまり100枚でも200枚でも1,000枚でも好きなだけの枚数でデッキを組んで良かったのだ。

 

 

しかしネット駆使マン曰く、「デッキの枚数が多いとそれだけ有効なカードが手元にやってくる確率が減る」とのことであった。

自分の狙う形を作るには、これから引くカードが少なければ少ない程早く展開できるのだ。

 

 

たくさんカードを持っておけばいざという時安心!

 

 

という発想しかなかった私たちは度肝を抜かれた

戦術を磨くとこのように奇想天外でかつ理に適った発想も出てくるというわけだ。

 

 

現在の遊戯王カードは枚数も圧倒的に増え、その分戦術も豊富になっているらしいので、考えるべきことは当時よりもたくさんあるはずだ。

たかがカードゲームと侮ってはいけない。様々な可能性を考慮してデッキを組むことに大きな価値がある。

 

 

カードゲームの奥深さを思い出したのであった。