八王子市夢美術館で開催されている『浮世絵にみる江戸美人のよそおい』を観てきた。
2年前に開催されていた『カッサンドル・ポスター展』以来2回目の訪問となった。
以前訪れたときと同じ感想になるのだが、質が高くわかりやすい展示が目白押しなのに、入っている人が少ないというのが驚きだ。人が少ないと落ち着いて周れるので、個人的にはとてもありがたい。しかしあまりにも人が入らなすぎると採算が合わずに閉館の危機に陥ってしまうと言うのもまた怖い。
公式サイトにいくつか展示品が掲載されているのでネタバレも何もないだろうが、一応ネタバレ注意ということで記事を書き進める。
内容としては江戸時代中期の女性たちのファッションを絵画で見つつ、程よいタイミングで絵画に登場した服飾関係の道具たちの現物が現れるという流れとなっている。
館内はそこまで広くはないが所狭しと展示されているのでかなり満足できる。反対にこの密度でもっと広かったら体力が足りなくなってしまう恐れすある。全てにおいて丁度良く、満足できる。
ファッションにも江戸文化にも興味のない人でもギミックについてはそれなりに楽しめるだろう。新たな発見を体感したい方は是非!
特別展
『浮世絵にみる江戸美人のよそおい』
会期
2019/05/24(金)〜2019/06/30(日)
開館時間
10:00〜19:00
入館は18:30まで
休館日
月曜日
会場
八王子市夢美術館
観覧料
一般:600円
学生(小学生以上)・65歳以上:300円
15名以上は団体割引料金(2割引)
未就学児無料 土曜日は小・中学生無料