約5ヶ月前に走ったところの兄弟分を走破して来た。
前回は「セブン」で今回は「エイト」だ。
そもそも先端が比較的僻地に存在しているので、なんだかんだでスタートに行き着くまでに時間がかかってしまい、結果として13時からの開始となった。
本日の冒険 pic.twitter.com/lcz6XtxTR5
— 鷓鷺 (@syarokusuke) October 31, 2020
セブンもエイトも有名な道路だ。セブンはギリ環状線ではないU型の路線となっていて、一方でエイトは延線すれば環状線になりそうなU型の路線となっている。
セブンは 52キロなのに対してエイトは総距離が44キロだ。
セブンを走破した際は起点と終点の間を移動したのでなんやんやで60キロ近く漕いでいるのだが、今回も負けず劣らずの距離を走っている。というのも前述の通りエイトは起点までの移動でそれなりの移動を強いられるし、帰りの移動も端数として切り捨てられる距離ではない。さらにセブンよりも都心の外側を走るので単純な距離もかさむ。
そんなこんなで今回は目的の路線だけで見ると走行距離は前回よりも短くはなるが、自宅からの距離を考慮するとセブンと大差ない距離を走っていることになる。
セブンよりもエイトの方が何となく有名なのはたまに耳にする「雲」に関係していると思われる。(要出典)
www.jpf.ne.jp詳しくはこちらのページに記載されているので説明を省略する。
不思議なことにセブンの方の雲を検索すると2000万件近くヒットするのに、エイトの方の雲は80万件程度しかヒットしない。しかしセブンの方の雲の検索結果にはエイトの雲への言及が目立つが、その反対は少ない。どちらが一般的なのだろうか。謎だ。
セブンは1920年に道路の建設計画が出されていて、エイトは1927年に計画が出されている。つまりセブンの方が兄に当たるのだが、その分エイトの方が道路としては小奇麗な印象がある。一方で土地の買収がうまくいかなかったのかエイトは少々手狭に感じられたし、道路の混み具合もエイトの方が勝っていたように思えた。
- 小奇麗さはエイトの勝ち
- 道路の進行の気持ち良さはセブンの勝ち
それでも空港方面から内部への輸送の為の道路であるのでどちらも都内でも有数の激混み路線であることに変わりはない。
以前のセブンの記録には殆ど画像を掲載しなかったので、今回はなるべく画像を残すことを意識した。
そう、なるべく。
やはり冒険は序盤こそ元気で満ち溢れているが、中盤以降は中々そういうわけにもいかない。
羽田空港付近の橋に嵌め込まれた絵。時代に大きな影響をもたらした航空機が勢揃いしている pic.twitter.com/cAmv4K5MxK
— 鷓鷺 (@syarokusuke) October 31, 2020
起点付近の橋には時代を動かした航空機の絵が嵌め込まれている。ライト兄弟が有人飛行を成功させる12年も前に二宮忠八という日本人がゴム動力による無人飛行を成功させていたという。
後は人を乗せるだけという段階であったが、軍から許可が降りずに計画はお蔵入りとなったらしい。
そんな飛行機から日本に初めてやってきた飛行船やら、今も活躍している飛行機の原型やらが紹介されている。
由緒ありげなお寺 pic.twitter.com/Qoz2WOgTkm
— 鷓鷺 (@syarokusuke) October 31, 2020
こちらは今でこそ浄土宗のお寺だが、その前は真言宗のものであり、さらにその前は法相宗のものであったらしい。この門が再建されていないものであれば1,300年近く前のものらしい。木はマジですごい。
無加工でこれ pic.twitter.com/fZCQHyjtkG
— 鷓鷺 (@syarokusuke) October 31, 2020
ちょくちょく線路を跨ぐために主線から外れることがあったのだが、その際に見かけた光景。素通りしかけたがあまりにきれいだったので写真に収めることにした。
13時に出発して17時半に終えた。でも家に帰るまでが冒険だ pic.twitter.com/jZ9dbxUFyn
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後半は暗かったので殆ど画像を撮らなかった。
ちなみに今日は今月2回目の満月、通称ブルームーンの日であり、ここ最近では最小の満月だったらしいのだが、現物はかなりの存在感があった。最初、夜空に浮かぶ看板かと見間違える程にくっきりとしたものであり、大きくも見えた。快晴だったことも影響しているのだろう。自転車日和でもあった。
冒険の最後にびっくりしてきた pic.twitter.com/bQSoVN4EN7
— 鷓鷺 (@syarokusuke) October 31, 2020
そして最後にびっくりドンキーにひとりで入店して来た。チーズフォンデュ風ハンバーグとイチゴソフトクリーム(とんでもない規模のソフトクリームだ!)を堪能した。
今回も最高の自転車での冒険となった。
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