不定期な日記帳の遺構

はてなダイアリーで運用していた「不定期な日記帳」の遺構の上に成り立つ2019年3月より再始動したメインブログ

「セブン」の付く環状線を自転車で一周(?)してきた

検索避けの為に敢えて「セブン」という言い回しを使用する。

 

 

 

 

 

7時間強にも渡る自転車での移動の為に、日焼け止めを塗ったにも関わらず日焼けをしてしまった。そこを発端としてリアル知人に「どうしたん??」と聞かれることは必至で、そうなると今回の大移動のことも自ずと話さなくてはならなくなる。

 

 

そうなった際に「鷓鷺 (私)= あいつだ!」となると嫌なので表現をぼかすことにした。

 

 

理由を言わないでおこうものなら「もしや●ーバーイーツの手先になったか???」と思われるかもしれないしね。私の会社は副業が禁止されているので、そう疑われでもしたら色々と面倒に巻き込まれかねないのであるし、なんか嫌だ

 

 

 

都内にはいくつかの環状線がある。その7番目の環状線を今回は自転車で走破して来た。とは言っても厳密に環状にはなっておらず、海沿いの部分で輪が閉じられていない。

 

 

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これが2020年時点の「セブン」

 

 

余談にはなるが8番目の環状線に至っては輪っぽくすらなっておらず、単なる弧を描いているようにしか見えない。

 

 

今回は自宅から環状線の西側の某地点まで移動し、そこから南に進みこの道路の起点に行き着いた。その後に東京湾にそって東方面に移動し、終点に辿り着いてから北上して残りの道を辿った。

基本的に大通りをただ延々と進み、工業地帯でもある海沿いをガンガン走り、また大通りへと戻っていくというだけのコースで、写真なんかも殆ど撮影していない。

 

 

感想が

 

  • 久しぶりに長めに自転車に乗って疲れたな
  • 都内有数の大通りだな

 

ぐらいのものしか浮かんで来ない。

 

 

途中途中で過去に通ったことのある道を横切ったり、何度か来たことのある駅の前なんかを通り過ぎたりして個人的なプチ発見はあったけれど、みんなと共有したい!と思う程のものはなかった。

 

 

体力に余裕があり、あちらにこちらにと足を止めて観光でもすれば流石に広範囲を移動したのでいくらでもネタが拾えたのだろうけれど、ただひたすらに漕ぐことに必死になっていたのでアンテナを張れる程のゆとりがなかったというのが本音だ。

 

 

 

何はともあれ海沿いを含めて一周するだけで7時間程度かかった。一番大変だったポイントは何よりも輪の閉じられていない部分を抜けることであった。

 

 

環状線故に何も考えず道沿いに走っていればOKなのだけど、輪が閉じられていない部分については自力で切り抜けるしかない。そしてそのルートは無数にある。起点と終点が大通りで結ばれているなんていうことはない。

 

 

私はモノレールの線路沿いに走ったり、レインボーブリッジを自転車を押して歩いて渡らせてもらったり、そして高速道路の脇を走らせてもらったりすることで何とか起点から終点まで移動することができた。

 

 

この部分よりも後の、北上してから西に漕ぎ続けるルートの方が距離がずっと長いはずなのに、まっすぐ走ることのできない道を進む序盤の方が短くてもよほどきつかった

景色が殆ど変わらないというのも大きな理由だ。

 

 

ちなみに、どこまでの認知度があるかはわからないけれど、レインボーブリッジを自転車を押して渡ることができるということは初見の場合は衝撃度が高そうだ。

何と、レインボーブリッジは日中でかつ天候も安定していれば徒歩で渡ることができるし、自転車の場合は全行程押して歩くという条件は付くものの、通行を許可されている。

 

 

 入場の際に後輪に木製の簡単な台車を履かせることで自転車で走行できないようにしてもらい、レインボーブリッジの柱部分に入っているエレベーターで上空の歩道まで上がる流れとなる。

お台場側から入る場合は入り口のカウンターで台車を履かせてもらってから長い坂道を上り、そのままレインボーブリッジを渡ることになる。

 

 

木製の台車は簡単に外せる仕組みになっているので、悪い人がこっそり外して自転車で走ってしまいそうだけれど、その辺りは各人の善意に任せられているのかな。こういった悪意のある行いが起こってしまえば自転車は二度と入れてもらえなくなるだろう。大切な交通手段としている人もいるだろうし、決して真似してはいけない。

 

 

ここまでレインボーブリッジについて長々と語った通り、海の遙か上を徒歩で歩くというのは中々面白い。自転車ではなくとも是非一度体験してみることをお勧めする。

 

 

レインボーブリッジから環状線の終点にかけての海沿いの道は大き目の公園がそこらかしこにボンボンと置かれているので、何となく心安らぐ瞬間もあった。日中は家族連れで溢れている一方で、夜はバイクに乗った輩が集まってそうな印象を受けた。

 

 

全体的に道は広いけれど平野の割にアップダウンが多いし、線路と交差するところは大回りをして線路下を通過することを強いられる場合もあるのでその辺りは要注意だ。勿論交通量も多く、場所によっては見通しの悪い交差点もあるのでその辺りにも気を配る必要がある。

 

 

セブンを走破できたので、お次はエイトかな!なんて考えている。