42.195kmを完走した。
- noteの毎日更新(2月22日までしっかり続ける)→ちゃっかり完了している。
- FP3級、2級、宅建をしっかり取得する
- 年末を目途に執筆を再開する
- 42.195kmを走り切る
年間の目標の内のひとつが早い段階で片付いた。
2014年に社会人になった辺りからちらちら意識していたフルマラソンの完走を9年ごしに達成することができた。本気で準備を始めてからは2ヶ月での達成となった。
本当は上半期の完走は6月下旬に狙っていたのだけれど、思わぬ形で前倒しができてしまった。これで安心してFPに取り組めるね!(白目)
これまで
これまでは30kmのランニングが限界であり、それ以降は足が固まって走ることができなかった。過去にも何度か挑戦してきたものの30kmで止まっていたというのが現実であった。いわゆるシャリバテというやつに陥っていた。
ごはんをしっかり食べて、事前準備も万全にしておけばいつかいけるっしょwww
というのがこれまでの雑感であったが、今回はその準備を完璧にこなして本気で取り組むことにした。
率直な感想
長年の夢を叶えたのにも関わらず
久しぶりに走った時の30kmの達成感と変わらないなー
というのが正直な感想だ。疲労的にも感覚的にも未知の領域に踏み入れたという実感がない。「今、やれてる!」と唯一思ったのは35km辺りを走行していた時であり、それ以外はひたすら走ることに集中していた。
意識したこと
「急がないこと」をとにかく強く意識した。
長い距離を走っていると波のようなものが必ず訪れ、調子の良いタイミングも何度か顔を覗かせるのだけど、そういった調子の良い時に急げば急ぐ程、後半で調子が狂いやすくなるのはこれまでの経験から察知していたので、とにかく終始リラックスすることに集中した。とは言え後述の「走るフォーム」を意識するとそれなりのスピードが出てしまうので前半はキロ6分届かないくらい、後半はキロ6分オーバーで推移した。
走る前の準備
たっぷりの食事と十分な睡眠時間の確保とおまけのお昼寝が功を奏した。
お昼に少し遠出をしておいしいものを食べてカロリーをばっちり摂取した。さらには当日は昼前まで寝た上に、ごはん後は自宅で1時間程度昼寝の時間を取った。体力的には申し分のない状況を作り上げておいた。とにかく走るのにはエネルギーを要するので、おなかがパンパンにならないレベルでのエネルギー摂取が鍵となる。これを意識するかしないかで30kmの壁を越せるか越せないかが大きく変わって来る。
体の使い方
とにかくももを使い、ふくらはぎと足首を使わない。これに尽きる。
YouTubeの動画を参考にしただけなので、自身のフォームの正しさについての確証を持てないがひとまず走り切ることができたのだから良しとしよう。足首と膝の確度を固定して、余計な動きを最小限にすることを意識するだけで足の疲れが溜まりづらくなる。大きい筋肉に負荷をかけていこう。
休憩1
2回だけ取った。20kmの折り返し地点と、33kmの残り10km地点にて都合10分程度の食事&トイレ休憩を取った。
20km地点では微糖の缶コーヒーをすすり、33km地点ではおにぎりを口にし100円コーヒーを飲み干した。もちろん共にHOTだ。
缶コーヒーは自販機で売っている温かい+砂糖入りのものがそれしかなかったので仕方がなく選び、おにぎりとコーヒーは普段口にしているものを摂取したかったので、道中のセブンイレブンで補給した。いずれも5分以下程度の休止だったので、都合10分かそれ以下の休憩を得たことになる。
休憩2
あとは信号待ちでストレッチも行った。1分待ちクラスの信号に10回程度ぶつかったので、大体10分程度待ったことになるだろうか。信号の変わり目ピッタリで止められることが多かったので待たされている当時は
なんで都合悪くフルで止まるんだ(# ゚Д゚)
とヘイトを貯めてしまったが、信号待ちの時間は全てストレッチに費やしたので、この小休止もフルマラソン完走に大きく貢献していることは間違いない。
完全な自論になるが、同じフォームで動き続けると簡易的なエコノミー症候群になってしまうではないか???という不安があるので、たまには走る時とは違う筋肉の使い方をして体全体を中和(?)させるのも大事なのではなかろうか。ストレッチをすることで少し体が楽になったと思える節もあった。
体づくり
走っている途中に気付いたのだけれど、空腹状態からの切り替えにしっかり順応していた。
ざっくり言うと体内にはエネルギーの第一貯蔵庫と第二貯蔵庫があり、まずは第一貯蔵庫のエネルギーからどんどん消費して行く。そしてこちらが枯渇した際に第二貯蔵庫に手を付けて行くという仕組みになっている。第一貯蔵庫は大体2時間半~3時間体を動かすと空っぽになり、それを補う形で容量の小さい第二貯蔵庫が控えているという構成になっているのだが、この切り替えには個人差がある。第一貯蔵庫を空っぽにすることに慣れている人はこの切り替えが上手に行われるのだけれど、あまり慣れていない人はスムーズに移ろえないらしい。つまり3時間程度体を動かすことを日常的に体験しているとエネルギーをたっぷり使うことができるが、突然挑戦してしまうと体がびっくりしてエネルギーの変換が上手くいかずに突然足が止まってしまう。
ここ最近は立て続けに30km走に取り組んでいたので、この辺りの切り替えがスムーズに行き、結果的にそこまで苦しい思いをせずにフルマラソンを完走することができた。
今後
次は秋までしっかり休む。というより平常運転の10km走や坂道ダッシュに戻す。本分はあくまでもフットサルでしっかり体を動かすことにあるので、そういった観点から言うと3時間も4時間も走り続ける長距離走は少しずれているし、そもそもそれだけの距離を走っているとフットサル用の体ではなくなってしまう。そういうわけで徐々に揺り戻して行く。
ちなみに、完走タイムは4時間半であった。秋の挑戦の際はサブ4切りを目指す!