まいまいず井戸というものを見てきた。
都内某村にやってきた。水の勉強をしていたらどうしても訪れたくなった pic.twitter.com/3jLDR4DznE
— しゃろくすけ (@syarokusuke) 2019年9月28日
調べればいくらでも詳しい情報が出てくるほどに研究し尽されているジャンルのものなのでここでの説明は軽く洗う程度にしておく。
まいまいず井戸とは埼玉の南~東京の北辺りのちょっとした高台に良く見られる形状の井戸で、真っ直ぐ掘り下げると水脈に行き当たらないのでカタツムリ(まいまい)のようにぐるぐると地面を掘り下げたところに井戸を掘るという手法が取られている。
ここ最近地下水の勉強をしていて、いくつかの文献でまいまいず井戸が登場したのでこれは観に行くしかあるまいということで足を運んだ。
一番行った感が出る場所 + 行きやすい場所というところを選んだら羽村市のまいまいず井戸に行き当たった。
こちらの羽村市のまいまいず井戸についてはある文献で、元々多摩川の近辺に住んでいた人たちが移住してきて掘り出した井戸だという説明がなされていた。
移住の原因が人口の増加か川の氾濫かはわからないけれど地図を見てみると移動した動機やこの場所を選んだ理由もなんとなくわかる。
川から遠すぎず近すぎずのちょうど良い場所であった。この場所は鎌倉時代からあったようで、ここを中心に繁栄してきたのだという。
水は大事だね。