※この記事はコロナ禍の現状に配慮しています
みたいな前置きが必須になっている。
特にブログを書くときなんかは「この記事はコロナ禍の現状に配慮しています」みたいな文言を入れたり、これまでの日常だったら違和感のある所作を取り入れないといけない風潮isある
— 鷓鷺 (@syarokusuke) April 22, 2020
どこかに出かけた記事を書こうものなら「人通りの少ないところを選んで~」とか「もちろんマスクはつけましたよ」などの文言が必須になるし、私の場合そのような大きな企画をすることは今のところないけれど
- ○○さんと対談した
- ○○に取材をした
などの記事は自粛要請が出る前に行われているという事実が公開に当たっての最低限の条件となっている。
気を遣うに越したことはないし、読者さんを不安にさせても仕方がないのだから当然記載するべきなのだけど、なんだか世知辛いね。
コロナが世間での最大の関心事になっているし、何をするにしても考慮せざるを得ない状況になっているので、ブログの記事ひとつ書くにしてもコロナは避けて通れない話題である。
どこかに出かけたのであれば「コロナのことはわかっているよ」という姿勢を見せておかないと要らぬ誤解を招くし、自宅にこもっている内容を書こうと思えばその原因がコロナにあることを併記する流れになるし、敢えて書かなかったとしても「この人はコロナに配慮しているな」と思わせることになる。どこかにコロナの黒い影が出てしまう。
普段から自宅で起こったことや室内でできることに対しての感想についてのみ書いているブログであればコロナに触れずにやり過ごせそうなものだけれど、明らかに少数派であろう。この時代にコロナに一切触れず、自粛前後でブログの方向性を変えずに記事を書き続けている方がこの日本にどれだけいるだろうか。コロナの影響をちょっとでも受けずに、もしくは受けたそぶりを見せずにいるブロガーさんがいらっしゃったら尊敬する。
先ほど自粛している姿勢を示すべきだとは書いたものの、やはり平常運転を貫くということは大切だ。コロナコロナといたるところで不安を煽られているので、そこに加勢したところで何も始まらない。だったら自然体で自分を保っていた方が読み手はどこかほっとしたものを覚えるはずだ。そういう場所も必要なんだろうね。私なんかは記事を書くたびにコロナコロナと言っている側なのでもう手遅れではあるものの、これからはなるべく不安を煽らないような心がけをしてみる。
コロナの話はこの記事でおしまいだ!