不定期な日記帳の遺構

はてなダイアリーで運用していた「不定期な日記帳」の遺構の上に成り立つ2019年3月より再始動したメインブログ

絶望パスタは漢字検定準一級合格の味

皆様のいいね、まことに感謝致す。感激の極みである。

 

 

 

 

 

 もちろんいいねを頂くために漢検準一級を受けたわけではないのだけれど、それでも皆様に注目して頂けたことは素直に嬉しい。承認欲求が満たされた。

 

 

承認欲求はともかくとして、こうして人に見られることが心地良いプレッシャーとなって何とか合格に漕ぎつくことができたのは事実だ。Twitterの皆様の存在が漢検準一級の合格への原動力になったというのは決して過言ではない。

 

 

 それにしても5月末からの長い戦いをこうして無事に終えることができてほっと一息つくことができた。仮に合格していなかったら来年の2月の試験に向けた準備を遅かれ早かれ始めなければなかったからね。

 

 

本格的な自粛期間を利用しつつ、ゆるっとした自粛期間に突入してからも付かず離れずで漢検の学習とは良い距離で歩んできた。その集大成とも言える本番は意外と時間に余裕ができるもので、一通り回答を埋めた後に各問題の冒頭に記された配点と照らし合わせながら獲得予想点を算出したところ、獲得できている点数は合格点と同一の160点であった

 

 

 

syaroku.hatenablog.com

 

 

その回によって合格点は多少変動する説があるのでラインが高ければアウトだし、またトメハネで少しでもミスをしていたらその時点で合格の縁からあえなく転落してしまうことになる。

 

 

 さらに追い打ちをかける事実として、試験終了後に書店で私の手にしたことのない参考書をチラっと拝見してみたところ、そこには遭遇したことのない漢字たちが待ち受けていた

 

 

漢検準一級の学習サイトを見てみると、

 

 

参考書は2~3冊解くべし

 

 

というありがたい教えを観測することができる。

私のように1冊で満足していてはいけないのだ。

 

 

もちろん薄らとそのような知識はあったものの、基本的には「1冊+α程度で良いだろう」と高を括っていたので、そのαとしてTwitter漢検準一級botを片っ端からリストに入れて行き、空き時間にはその私専用のリストを眺めるようにしていた。

 

 

そのbotから高確率で未知の単語が流れて来ていたのである程度は察していたが、まさかここまで慣れ親しみのない単語が存在するとは思っていなかったbotが特別なのだとばかり考えていた。

 

 

そんなこともあり、”たった1冊の参考書を暗記しただけの実力しかない人間が受けたこと”がどれだけ無謀であるのかを本番の魔物によって思い知らされるとともに、また別の参考書をガリガリと覚えなければならないという悪夢を見ることになった。

 

 

私の半年弱の時間は一体どこに消えてしまったのだろうと本気で凹んでいた。

 凹みすぎて試験終了直後に「絶望パスタ」なるものを食した。

 

 

 

 

普通においしかった。

 

 

私が頂いたのは本家のものではなく本家をオマージュをしていた店だったのだけど、本家は「絶望している時でもおいしく食べられる」ということをテーマに出しているらしい。

今度は本家の「絶望パスタ」を試しに行こうかな。

 

 

話は逸れたが完全に諦めムードでいたので、今回の大逆転劇にはかなり驚かされた

 

 

放っておいても合格をしていれば今月末に合格通知が届くとのことであったが、絶望するならば早い内が良いという考えから10時ちょい過ぎに仕事中なのにも関わらず合否確認サイトにアクセスをして自宅で控えておいた受験番号などなどを打ち込んで速攻で確認した。

 

 

その結果がまさかの合格であったので、思わず昼休み中に呟いてしまったのがこの記事の冒頭のツイートだ。

 

 

正直な話、こんな状況での合格なので私に準一級相当の実力があるとは思っていない。運も実力の内とは言うが、それはあくまでも総合的な話であり、準一級分の力があるかどうかはまた別の話だ。だからこそあまり胸を張ることができないでいる。再挑戦したらあっさり落ちる可能性が十二分にありえるのだ。

 

 

 

それでも今日くらいは素直に喜ぼう。

 

 

 

準一級以上の合格者は生涯学習ネットワークの会員になれるとのことなので、早速応募してみようかな、なんて考えている。良く知らないけど。

 

 

ちなみに、Twitter試験勢あるあるではあるのだが、「漢検 準一級 結果」でTwitter検索をすると合格のつぶやきは山のように出て来るのだが、不合格のつぶやきは殆ど出て来ない。そんなものなのだろう。社会のちょっとした闇を垣間見ることができる。

 

 

ちなみに私が唯一使用していた参考書が下記のものになる。

運が良ければ参考書はこれだけで済んでしまう。お試しあれとは言わないが、是非ともこの1冊はこなしておくことはおすすめする。

 

 

 

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