自転車旅にて100km都市は大体踏破した。残された目的地はほんのわずかとなっているが、今回はちょっと脇に逸れる形となる。番外編ではなく本筋に位置するものではあるけれど、これ以降ちょっとずつ趣旨がベクトルを変えて行きそうな予感がする。
前回の自転車旅はこちら。ちょうど1年前のこととなる。
今回はいつもとは色々と勝手が違ったこともあって、ある種の分岐点に位置づけられる旅となった。
率直に、今回行ってきたところについて
信頼のおけるフォロワー様おすすめの温泉施設へと行ってきた。大体片道でフルマラソン+αくらいの距離感で、多めに見積もって往復で100km程度の工程となった。毎年の旅と比較するとだいたい半分くらいの距離となる。
道中なり取り巻く環境なりについては後述するとして、まずは施設自体の感想について。控えめに言ってもかなり良い施設であった。都心からでも電車で1時間前後でたどり着ける場所にあり、さらに駅チカなので今度は電車で行ってのんびりとしてみたいと思えた。
また岩盤浴も売りらしく、今回は温泉とサウナのみ堪能する形となったので、今度は岩盤浴にもチャレンジする。とは言え温泉だけでもかなりの種類があるのであちこち楽しめる仕様になっている。ちゃんとした食事は取っていないがソフトクリームが1つ190円だったのでバニラとチョコ2種類を楽しんでしまった。入館料も土地柄かかなり抑えられているのでちょっとしたテーマパークに来た感覚で足を運ぶことができる。おすすめである。
旅の道中
施設到着前後の様子も簡単にお届けする。
早起きできたので自転車旅に出かける。今回の遠出は短め
— 鷓鷺 (@syarokusuke) May 4, 2023
行くかどうか直前まで迷っていたけれどGWの思い出作りとして行ってみることにした。完全な余談ではあるが前日の睡眠時間が3時間半だったので起きること自体がかなりきつかった。
その前の日は10時間眠っていたので合計14時間足らず・・・ならば行ける・・・・!
という謎判断の元、決行することにした。
食事休憩を取り、無事に体が帰りたいモードになった(帰らない)
— 鷓鷺 (@syarokusuke) May 4, 2023
起き掛け即出発だったので空腹のまま旅立ちをした。そうなると辛さは現実味を増すものであり、今後の道の選定によってはまともなごはん屋にありつける気がしなかったので、比較的近所の松屋に入店した。
今話題の券売機の使いづらさにドン引きしたが、これはトッピングを頼む人が悪い仕様だそうなので、止むをえまいとする。豚汁は我慢するべきだったのかもしれない。(おいしかった)
信号での四連続フル停車を食らっている
— 鷓鷺 (@syarokusuke) May 4, 2023
こちらも完全な余談ではあるが松屋を出てからの信号に立て続けに引っかかった。しかもフルで。着く→点滅の後すぐ赤になるというコンボを食らい、無駄に停止した。
車の場合、信号に引っかかる=速度がおかしいということになるらしいが自転車は千差万別なので単に運が悪かっただけなのだろう。止められた信号でヤニカスとバッティングさせられるのはマジで勘弁。
運動が不足していたので久しぶりの自転車での遠出に足が震えている
— 鷓鷺 (@syarokusuke) May 5, 2023
これは温泉後の折り返し時のお話。バテバテであるという感覚があったのでコンビニ休憩を取る為に自転車を降りてみたところ、足が非常に不安定な感じに仕上がっており、レジ待ちが恥ずかしくて仕方がなかった。なぜなら足が震え出すのだから。静止しているのが辛いなんていうことがあるのね。。。
自転車→温泉→自転車を完了させて無事に帰宅できた。主に太陽の下にいたので軽く熱にやられている
— 鷓鷺 (@syarokusuke) May 5, 2023
その日の残りはどことなくボーっとしていた。暗くなる前に帰宅できたので家で過ごす時間はそれなりにあったのだが、終始うっすらと暑かった。運動疲れというよりは日射病の方が近いだろうか。
1日でかなり焼けた。「どこ行ってたの?」と聞かれそうで嫌だなー
— 鷓鷺 (@syarokusuke) May 5, 2023
そういうこともあってめっちゃ赤くなったし、この記事を書いている今は明らかに黒い。日焼け止めを塗るべきだったと後悔した。会社や取引先で絶対聞かれるやつだ。めんどくさー。
今回の目的はいつもとは違った
1年ぶりとなる今回のGW期間に臨んだ自転車旅はこれまでと比べると距離はかなり短くなったが、根本的にこれまでとは異なる目的で臨むものとなった。
これまでの自転車旅は「100km都市に自転車で移動する」ことを目的にしたものであり、「〇〇に行けた!やったー!」という感覚を味わう為のものであったが、今回は違う。「自転車で移動した先の温泉を十分に楽しみ、自転車旅の疲れを癒して安全に帰路に就くぞー!」ということを求めていたので、「どこどこに行く」ということ以上に「なになにを楽しむ」ということを最重要視していた。もちろん十分に楽しんだので目標は十全に達成したと言える。
100kmはもういいかな~という気持ちあり
漕いでいて、そして往復をしてみて、ふと思った。「もう長距離を漕ぐのはおなかいっぱいかな~」と。冒頭での記述の通り、残すは千葉県の先の方に行けば(安全に移動できる)100km都市への到達はほぼ達成となるのだけれど、千葉は東京湾沿いを一周しているし、わざわざ追求するがあるかな???と疑問に捉えている。
目的地に行くということが唯一のモチベーションとなっていたので、そういった動機を強く抱けていない以上は無暗に長い距離を移動する意義も薄まる。
自転車が久しぶりで身体がきつい
さらに、自転車に乗る頻度が大きく減少して早3年が経過するので、自転車への耐性も減ってきている。
こんなに辛い思いをしてまで乗る必要があるのか???
という思いまで芽生えてしまっているので、今後の自転車計画も立てるに立てられない状況となっている。近所のちょっと遠い所を目指すのならまだしも、何十キロも彼方を目指す旅はもはや自身の中で熱いものではなくなってしまっている。非常に残念な話ではあるが、次があるかどうかはわからない。