怪我は怖い。
怪我=行動不能
というのがこの世の真理のひとつだ。
ポケモンで言うと”こおり”状態のようなものだし、それが重度になると”ひんし”と変わらなくなる。
だからこそ日常ではリスクのある行動は避けるようにしているし、当然フットサルをする時なんかも接触プレーは最大限避けるように努力している。
高校の頃ならばガッツリ追いかけていたような接触プレーの場面も、ここ数年は回避をするようになった。怪我をするのが怖いし、相手をケガさせてしまう可能性だってある。学生の身分ならばまだしも社会人の怪我は洒落にならないし、仮に怪我をさせた相手が雇われではなくフリーの立場であればそれだけで相手の収入源を絶ってしまうことになる。
怪我が死活問題へと直接つながることもある。
だからこそフットサル中は執拗に追いかけないことをモットーにしているのだけど、度が過ぎると追っても問題ない局面でも適当に手を抜いてしまうことがある。むしろ「追えや」となる。
ここ最近はその度合いが増し気味になってきていて、ドリブルで抜かれると思った瞬間に手を抜いてしまう悪い癖が付くようになってしまった。ドリブルで抜かれそうでもそのまま体を下げれば抜かれたことにはならない。それがフットサルにおける1対1の駆け引きというものなのだけど、それを放棄しがちになっている。
さらにこれは元々の癖なのだけど、味方と自分とでボールを持った相手を挟めるという場面が度々訪れるのだけど、その際の挟み込みを躊躇してしまう節がある。特に自分が前で味方が後ろ、その中間にボールを持った相手という配置の時なんかは挟まずにぼーっと突っ立っているという状況に陥る。そのまま足を全力で動かしてボールを取りに行くなり、相手の行動の選択肢を制限するなりの動きをするなりすればこちらの有利になることは明白なのに、足が固まってしまう。追い詰められた敵は何をするかわからないし、不用意に足を出すと物理的に痛い思いをするかもしれない。そんな恐怖がある。
高校時代ならば「それでもガツガツ行こう」という一言で片付いてしまうのだけれど、今はそんなわけにもいかない。怪我をしても基本的には誰もフォローはしてくれない。仕事中の怪我ならばまだしも、プライベートで怪我をするのは慢心以外の何物でもない。
そんなわけで元々ガツガツ行かないことにしているのだけれど、その度合いが高まりすぎてフットサルの魅力を十二分には引き出せていないし、ボールを取れる場面でも手を抜くことによって味方にも迷惑をかけてしまっている。
怪我をしないということは最大限念頭に置きつつも、
もう少しアグレッシブに参加しても良いのかもしれない。
次回からは危なくないギリギリまで体を寄せつつ、挟み込める局面がやってきたら躊躇せずに味方と協力してボールを奪取できるようなアプローチをして行こう。
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