不定期な日記帳の遺構

はてなダイアリーで運用していた「不定期な日記帳」の遺構の上に成り立つ2019年3月より再始動したメインブログ

調子に乗っていた

結論から言うととても酷いことをしていた。

 

先日電話にて仕事の依頼が入り、色々と準備をしていたのだが対応したお客さんの反応がどこかシビアだった。

そのお客さんは上司からの紹介でやってきた人物なのだが、うちを利用するのは今回が初めてではない。どちらかというと上客に入るのだが、今回はいつもの担当者がいっぱいいっぱいだということで私の方まで仕事が回って来た。

 

そのお客さんの要求は他のお客さんたちよりも高く、喋り方なんかもどこか一線を画すようであった。貫禄があると言うか有無を言わさないところがあると言うか。仕事である以上相手を見て手を抜くなんていう真似をしたことはないが、いつも以上に気を引き締めてプラスアルファを提供しないといけないと強く感じた。

 

手厚い準備を重ねて仕事を進め、ついこの間打ち合わせでその顧客と対面することになったのだが、その相手を対応するのは初ではなく、他のお客さんのアシスタントとして来ていたときに何度か対応をしたことがあったのだ。だから顔や人柄は知っていても名前までは知らなかった。(というか覚えていなかった。)

 

どちらかと言うとその方は気弱な方でこちらからぐいぐい提案すれば案外乗ってくれるという感じで、手数をきちんと揃えて手厚さで迎えるよりも、おすすめの一策を準備して押し気味に提案を重ねた方が上手くいく印象だ。しかし初めて名前を聞く顔の知らない相手に声だけでビビってしまいあまり得策とは呼べない対応をしていた。

 

対応の仕方はお客さんによって変えはするが、対応のレベルまでは変えないつもりでいた。それでも今回対面して既知の人物であることが判明したことでどこかホッとしてしまったのは大いに反省するべき点だ。そして自分が対応のベクトルだけでなくその度合いまで相手によって変えていることも白日のもとに晒すこととなった。

 

知識が増えて来て顧客対応も段々上手くなっている実感があるが、それ以上に調子に乗ってしまっている部分があることは大いに反省する。もう少しやり方と自身の立ち位置を見直そう。