ここ最近、残業が減っている。
理想は
半日は接客、もう半日は事務作業なり単独での作業なり人の手伝いなりに当て込む
というところであって、なんとこれを実現できるようになってきた。
これまでは一日中接客をして営業時間終了後に事務作業に取り組むというのが鉄板の流れになっていたが、その流れに変化が訪れた。
何かターニングポイントがあったというわけではなく、様々な要素が重なって徐々に理想に近づけたと言うのが事実だ。
様々な要素と言うのは
- 新入社員に小さな仕事を任せるようになった
- 隙間時間に事務処理をこなすようになった
- 事務処理の期限にゆとりを持たせるようにした
というところだ。
夏前辺りに新人さんたちに小さな仕事を任せるように心がけた甲斐があって個人的な負担がかなり減った。やはり新人さんが担当ということもあって一回だけ任せてみたもののすぐに担当が戻ってきてしまう仕事があったり、ここ最近は程よく時間が空いてしまうことが多いので新人さんには任せずに自分のスキルアップのために誰にも振らずにそのままその案件を進めてしまうこともあるけれど、大部分の仕事が手元から離れたので大きな案件に集中できるようになった。
これまでは昼休みを潰してでも業務に取り組んでいたなんてことがあったけれど、最近はそこまで過度な負担がかかることがなくなった。人が増えるって良いね!
そして事務処理については、今まではある程度まとめて取り組むことを心掛けていたけれど、実作業の合間に(半ば強引な形ではあるにせよ)インターバル感覚で取り入れることで業務全体にメリハリができるようになって生産性がぐーんと増した。
さらに知識や技術では追いつけないベテラン社員との差別化を図る為に、事務処理の期限を本当の期限よりもずっと手前に設定して一秒でも早くをモットーにこなしていたのだけれど、
今日できなければ明日やっつける
というモットーの転換を行った。これも業務全体の効率化に繋がった。
実際のところ事務作業の完成については顧客は早いことをとてつもなく喜んでくれるけれど慣習的に遅くなってしまうことを知っているので早さについてはそこまでの期待はしていないし、そもそも一日や二日かかってしまったとしてもそれでもベテラン勢よりずっと早い対応になるので誰も文句を言う人はいない。ただ自分を苦しめていただけの期限設定を緩和したことで業務が楽になった。
もちろん顧客には以前より対応が少し億鳴ることについての言い訳はしてある。「働き方改革」というのは便利な言葉である。
なにはともあれ残業が減って精神衛生に平穏が訪れるようになった。めでたし!