不定期な日記帳の遺構

はてなダイアリーで運用していた「不定期な日記帳」の遺構の上に成り立つ2019年3月より再始動したメインブログ

皇居ランナーになってきた

皇居を走って来た。偶然にも走った翌日が東京マラソンだったとは。しかも私が走った日はきれいに晴れていたけれど、翌日は一日中雨が降っていた。ランナーさんたち、どうか風邪を召さないように。

丸ノ内勤務ではなく、意図しないと通りかかりすらしない生活環境に身を置く私にとって皇居ランニングは今回が人生で最初で最後のものになったと思う。


これまで皇居ランナーを別の世界の人たちだと思っていたし、今もその気持ちには変わりはない。わざわざ都会のまん中にまでやって来て、人の家の広大な敷地を日常的にぐるぐる周るというのは自分の考えにはない。今回皇居ランナーになってきたのもランナーとして走るためではなく、観光の一環として走るためである。

 


感想としてまず何よりも強く感じたのは想像したよりもずっと走りやすかったということだ。大きい敷地の周りを走るだけなので信号はないし、車の出てくる場所が一ヶ所あるにせよ出入りが激しいわけでもないし誘導員がいてくれるので、ノンストップで一周できる。ただし歩行者が行き交う狭い場所もあったりするので、どれだけ自分を追い込みたくてもそこは歩行者を優先しなくてはならない。特に竹橋の辺りは道が狭くかつ人口密度が高いということもあるので注意が必要だ。


今回は夕方を目指して行ったが、時間帯を選べるのであれば朝方か今回の私のように夕方が良い。日中は日差しを遮るものが少ないので肌に優しくないし、夜はロッカーサービス店(後述する)が閉店してしまう恐れがあるので、行くとしたら日の上がり切っていない朝か、閉店まで余裕のある夕方が好ましい。

 

 
 
 
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皇居ランナーをやってきた

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有楽町周辺にはランナー用の施設が多数あり、ワンコイン~お札1枚あればシャワーとロッカーを使用することができる。2000円も出せば十分におつりが来る程の料金で靴から運動着までレンタルすることができる。今回は走る為の用意は全て持参したのでシャワーとロッカーのみの使用だけで済んだ。

環境としては素晴らしいものの、皇居まで一時間+交通費+ロッカー代がかかる上に一時間運ぶにはちょっとした荷物になるランニング道具を持参することになるので、私の場合はちょっと辛い。

今回走ったのは二周だ。一周目は本気で走り(現実)、二周目はマイペースで走りたかった(願望)。一周目は本気で走ったということもあって誰かに抜かされることはなくタイム的には20分ちょっとで周ることができた。二周目は序盤こそマイペースで走ったが中盤辺りで私よりも速いペースで走る人がいて、何とか着いていこうとペースを上げたが着いていくのが精いっぱいで終盤に差し掛かるところでギブアップしてしまった。クールダウンの体で三周目に突入しようとしたが、二周分気合いを入れて走ったので合計15キロも走る勇気がなくなり、二周で打ち止めにすることにした

 

それにしても上には上がいるものだ。久しぶりに自分よりも速い人に出会ってモチベーションが上がった。日々磨かなくては!