不定期な日記帳の遺構

はてなダイアリーで運用していた「不定期な日記帳」の遺構の上に成り立つ2019年3月より再始動したメインブログ

Amazonプライムに加入して図書館の会員にもなった

文化資本というものは中々に得難いものである。

映画を観るにはレンタル品を借りるか、民放での放送を待つしかなく、本を読むには古本であれ新刊であれ、どこかしらで購入するしか選択肢になかった。今までは。

 

しかし今月の頭に状況は一変した!

 

タイトルにもある通り、Amazonプライムに加入して図書館の会員にもなったのだ。

 

Amazonプライムへの加入はプライムビデオを楽しむためだ。月額400円(年間会員になれば年間3,900円!)でプライムビデオに収録されている映画やドラマを自由に見ることができる。TSUTAYAなどでレンタルする場合は一作品につき200~300円を支払って返却期限を気にしながら見る時間を確保しなければならない。

しかしAmazonプライムに加入しておけば返却期限に追われることなく好きな時間に好きなだけ映画を楽しむことができる。もちろん世の中の全ての作品に対応しているわけではないのだが、それでも時間がいくらあっても見切れない程のラインナップがあるので、映画ビギナーにとっては何の心配も要らない

HuluやNETFLIXと異なるのは何よりもその金額だ。ラインナップなんかももちろん違うのだが、他のサービスは月額1000円弱するところを、Amazonプライムについては月額500円以内で収まってしまうのだ。年間で見れば飲み会一回分の金額で映画が見放題になるのだから最高と言う以外に表現のしようがない

 

図書館の会員になったのは何よりも個人で在庫を抱えてなくて良くなるということだ。大学卒業後は本を購入することで読書を楽しんでいたので、本を読めば読むほど在庫が増えていった。年間100冊弱読むので、基本的に文庫本しか読まないとは言っても部屋を占める本の割合が段々と高くなっていった

そんなわけでこれまではある程度溜まったら売るなり捨てるなりの手段を取っていたのだが、どちらの手段も心が痛んだし、仕訳をするのもかなり面倒であった。

そして残す本は厳選するのだが、作品をこなせばこなすほど厳選するのも難しくなってくる。いくら厳選しても冊数が増えて行けば厳選一陣目の中から落選する作品も出てくるので、その辺りの選りすぐりが難しい。

しかし図書館で本を借りれば在庫問題はかなり緩和される。今後本を買わなくなるということはないにせよ、買う冊数が劇的に減るので精神衛生的には非常に良くなる。

しかも本にかかる費用も減るので一石二鳥だ。これまではお金がかかる以上読む本もある程度面白いものでなくてはいけないというプレッシャーがあったが、これからはお金のことを考えなくても良くなるのでそのプレッシャーも少なからず減ることになる。

もちろん本を一冊読むのにもそれなりに時間がかかるので、所要時間の事は気にすることになるが、お金の面での懸念がなくなるだけでも本へのアクセスのハードルが大幅に下がる。

DVDのレンタルについて期限のことを上げておいて、図書館の期限についてはスルーかと言われればそんなことはない。私の地域の図書館は2週間が貸出期間の一単位となっていて、それだけあれば確実に読み終えることができるので期限はそんなに気にしなくても良い。それにネット上で延長の申請をすることもできるので万が一の時にも安心だ。

1回で2冊を借りておいて常に2冊をストックしておくようにしておけばストックを切らす心配もない。1冊読み終える度にタイミングの良いときを見計らって図書館に行けば良いのだ。

ちなみに学生時代に雨で借りていた本をダメにしてしまった経験があるので借りた本は100均で購入したビニール素材の袋に入れおくことにしている。これで雨の日も安心だ。

 

映画にしても本にしても良い付き合い方を模索していく。