不定期な日記帳の遺構

はてなダイアリーで運用していた「不定期な日記帳」の遺構の上に成り立つ2019年3月より再始動したメインブログ

Scenes From An Italian Restaurant

ここのところ洋楽しか聴いていない。

洋楽を聴くか、本を読むか、ブログのことを考えたり記事を書いたりするか、お金のことを考えるかのどれかをやっている。たまに部屋の掃除をしたりもする。仕事にも行く。邦楽は全く聴いていない。

 

洋楽に少しずつ慣れてきつつはあるけれど、曲を変えるとまたちんぷんかんぷんになるのが悔しい。何度もひたすらに聴き、歌詞を見ながら聴き、時には流し聴きをし、言葉と音が耳に馴染むまで同じ部分を細かく何回も聴き直したりと色々な聴き方をする

 

とは言いつつも現時点であらゆる方法でしっかり聴いているのは先日紹介したばかりの“You Belong With Me”と“Norwegian Wood”とあともう一曲ぐらいもので、後は流し聴きくらいしかしていない。

 

そのもう一曲というのがタイトルにもある通り“Scenes From An Italian Restaurant”という Billy Joelの曲で、好きな洋楽の一つだ。演奏時間が長く、わーっと速いテンポで歌う部分もあり難易度はかなり高いのだけれど、特に情緒的な部分が今月の企画を立てるずっと前からとても気に入っている。

 

ある元カップルの話なのだが、口調からしてこれは目の前にいる本人たち二人の話ではないかと思ってしまうような話だ。真相はわからないが、個人的には後者だと信じている。全ては過ぎ去ってしまった過去のことではあるのだけどそこに感傷的なものがある。

 


Billy Joel - Scenes From An Italian Restaurant

 

特にこのライブ映像が気に入っている。この熱の入り方につい見入ってしまう。静かなパートと情熱的なパートのギャップもまた素晴らしい。もちろんCD音源だって引けを取らないくらい良い出来栄えだ。言葉にも力が宿っている。

 

Things are okay with me these days

このThings areの聴き取りが厄介だ。特にライブ映像の方は全く聴き取れない。間違えているんじゃないかと疑うほどだ。本当に間違えているのかもね。

 

Engineer boots, leather jackets
And tight blue jeans

突然単語の羅列が始まるところも苦手だ。

 

Drop a dime in the box play the
Song about New Orleans

ここは上記の単語の羅列のすぐ後に控えている。聴き慣れない単語や言い回しが出てくる部分もぱっとわからない。この辺りはひたすらに繰り返すしかない。

 

Riding around with the car top
Down and the radio on

ラジオを点ける際に車の屋根から降りたということかな。すぐに光景が思い浮かばない。

 

And they just didn't count on
The tears.

否定形の聴き取りも難しい。否定形の省略は文法から推測した方が間違いが少ないのかもしれない。否定って言語上大切な要素ではなかったかな?

 

Brenda and Eddie had had it
Already by the summer of '75
From the high to the low to
The end of the show
For the rest of their lives
They couldn't go back to
The greasers
The best they could do was
Pick up the pieces
We always knew they would both
Find a way to get by
That's all I heard about
Brenda and Eddie
Can't tell you more than I
Told you already
And here we are wavin' Brenda
And Eddie goodbye

この部分が最大の難所。個人的には鬼門と言っても良い。速く、内容も中々に高度だ。一つ一つ時間をかけて馴染ませるしかない。

 

難しいけれど素敵な歌なので是非とも覚える!