ここ最近意識していることと、と言うよりも意識せざるを得なくなっていること。
それは「ぶれない軸を持つ」ということだ。
これは人として軸がぶれている
年度が代わってメンバーの入れ替えがあったり新入社員が入ってきたりしてそろそろ2ヶ月が経過する。そんな新体制が形成されつつある中で組織なり団体なりの上部のポジションに就くようになってきた。
昇進していると言えば聞えはいいが、要するに雑務係や何かあったときの盾として持ち上げられているだけというのが真実だ。
基本的にどこにでも黒幕・・・というよりも意思決定を持った人間が別に潜んでいるのだけど、都合の良い部分にしか口を出してこないので多かれ少なかれ手付かずのままになっている部分は矢面に立たされる人間が埋め合わせないといけなくなる。
具体的にはサークル活動の予算なり会費なりの設定まではしてくるけれど、その回収については丸投げ一任されたり、余剰金なり補助金の蓄えについては放っておくと手に負えない金額まで膨れ上がる見込みなのに「足りなくなるくらいなら貯まる方がいいっしょw」とふわふわしたまま放置したりと、計画の上で空白になっている部分を補完していかなくてはならない。
そんな中で周囲の人たちや経験者にアドバイスを求めたところ、
どんな形であれ、あなたがぶれるようなことがあってはいけないよ
という助言を多数得た。
朝令暮改では影響を受ける人間全員が困ることになるし、さらに信頼を失い誰もついて来なくなってしまう。なので計画的に進めるにせよ、その場しのぎで練ったにせよ、一度決めたことについては途中で変えてはいけないのである。
上記の場合は
- ”会費をギリギリの額で回収してみんなの負担を減らそう派”
- "ちょっと多めに集めて何かあったときに困らないような体制を作ろう派"
の対立で、私は前者、黒幕は後者だったのだけど、私の考えで進めるといざという時に部分的に後者側の考えを取り入れる瞬間が訪れてしまう可能性がある。そうなると部員たちはトップの軸がぶれていると捉えてしまうので、安全に安全を重ねてしまうことにはなるが後者の考えを採用せざるを得ないよねとのことで後者の考えに落ち着いた。
トップとして責任を負うには、ある程度の余裕を持った計画が必要だということを思い知った。途中で方針を切り替えなくても良いようにしなくてはならない。
その他でも新人の指導を受け持つ上でお手本になるような行動を心掛けたり、普段なぁなぁになっていた部分を再度見つめ直したりと、気持ちを新たにする場面はあるものの、いつでもどこでも大事にしたいのはやはり「ぶれない軸を持つ」ということだ。
頭でっかちにだけはならないように注意しながら、まっすぐに進んでいく。