不定期な日記帳の遺構

はてなダイアリーで運用していた「不定期な日記帳」の遺構の上に成り立つ2019年3月より再始動したメインブログ

【前編】牛に連れられて行くところに牛に連れられずに行ってきた

突然旅に出掛けたくなり、北海道に行こうとするもチケットの手続きミスで断念することになった。

それまでの流れが以下2つの記事にまとめてある。

 

syaroku.hatenablog.com

syaroku.hatenablog.com

そしてこの度、長野県某牛に連れられて行くスポットに行くことにした。段取り組みなり移動手段の確保なりをしたのが木曜日、そして土曜の早朝に出発し土曜の夜中に帰宅した。いわるゆ急ごしらえの弾丸旅行というやつだ。マジで楽しかった。

 

長野県の名物と言えば”蕎麦”と”林檎”くらいしか浮かばないが、関東近郊の中でも寒い地域に属するので食べ物も関東よりもおいしいだろうということで期待はそこそこ高かった。

 

元々行きたかった場所ではあったのだが中途半端な遠さと近さから中々足が伸びなかったが、今回はどうしてもどこかに出掛けたかったので、良い機会だということで思い切って出掛けてみた。

 

そもそもは飛行機の旅程が崩れているというところからリスタートした旅行企画なので、どうせなら飛行機を使う旅が良いと考えていたが、どこに飛ぶにも突然過ぎるということでそれなりに良い費用が掛かってくるし、”空港と中心街は基本的にかけ離れているという定め”にあるので飛行機での移動自体を断念した。

 

東北・新潟県・関西・広島県・四国・山口県・沖縄と行きたいところは目白押しだったが、飛行機での移動を捨てた結果、全てを諦めることにした。

次に浮上したのが高速バスでの移動だ。安いが時間がかかるというメリットデメリットがあったものの長野県であればそれなりの近場ということになるし、決して短時間で行けるなんて言うことはないけれど時間の面では十分に許容範囲であったので思い切って長野行きの拘束バスを手配した。

 

そんな長野県某所の旅行記をまとめてみる。

 

 

当日、起きた時間が出発するつもりの時間であった。平たく表現すると寝坊というやつをかました。準備をする時間がそのまま遅刻へと繋がった。急いだ結果準備自体は15分で整い、余裕らしい余裕は全て潰してしまったけれど何とか高速バスの時間には間に合った。焦った・・・。

 

高速バスターミナル内のコンビニでちょっと良いおにぎりを2つ程購入しその場で頬張り、初回のエネルギー補給を行った。外で朝食を取るのは旅感があって良いよね。

 

バスは予定通り出発した。車内ではこれと言ってすることもなかったので読みかけの本を読んだり、音楽を聴いたり、昼寝をしたりして過ごした。

 

バスに揺られること5時間、無事に目的地に到着した。

到着後、まずは駅の近くで腹ごしらえをすることにした。食べてばかりと言う印象かもしれないが、朝おにぎりを食べてから5時間近く何も口にしていなかったのでそろそろ体が次の食事を欲していた。

 

今回の旅は食欲の改善というところにもポイントを当てていたので1日3回のきっちりした食事ではなく、食べたいものを少量だけ短いスパンで食べるつもりでいた。そこでまず最初に目をつけたのは”アップルパイ”だ。

長野と言えば林檎!そして駅前に丁度売っているアップルパイ!

お土産物屋さんに置いてあるお土産物のふりをした一人用のお菓子が意外と良いのだ。旅行に出かけると良く一人でお土産風のその場で食べられそうなものを買ってしまう。値段が割高なのがネックだけど、その場でしか味わえない雰囲気には代えがたい

今回のアップルパイは長野で食べたという特別感を味わえただけでなく、実際のお味の方もとてもよろしかった。ここまでサクサクカジュアルなアップルパイは食べたことがない。長野に着いたらまずは軽くアップルパイを食べてみよう。おすすめだ!

 

その後、ふらっと駅を出たのだが、目的地・・・というよりも観光スポット側ではない出口に向かってみたら、そこには規模の控えめな新幹線の駅のような光景が広がっていた。きれいで広いのだけど、何もないあの感じ。ちょっと歩いてみると微妙に横断歩道が足りていなくて駅から少し離れると対岸には渡りにくい仕組みになっている。

横浜駅程の落差はないにせよ、長野駅もまぁまぁな感じであった

 

反対側の出口へ向き直した私はそのまま歩いて目的のお寺を目指すことにした。駅からは徒歩30~40分程で着くようだ。時間だけ聞くと遠く感じてしまうが観光地なのでその距離は行きも帰りも気にならなかった。知らない土地は可能な限り歩くべし!

 

 
 
 
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ちなみに長野駅前には建物が撤去された跡の何かしらがあった。年期の入った染みであった。

 

後編に続く。