当然のことながら、15キロ進んで同じ道を折り返せば30キロを踏破したことになる。
私のランニングの最長記録は30キロ程度だ。
20キロは余裕で走り切ることができて、調子が良いと25キロまで頑張れる。30キロ走ることができたのは偶然に偶然が重なった結果だ。勿論かなりきつかったと記憶している。
先日30歳を迎えたので、これを機に少しずつ長距離走を走り切れる体作りにシフトしていく。今後は月に1~2度程度の割合で25キロ~35キロを目安に取り組むつもりだ。
今回はその第一弾ということでキリよく30キロを目指したのだが事前の計測に誤りがあったようで片道13キロちょっとしかなかった。
本日のランニングの進捗。このためだけにしか外出していないので情報の純度は高い pic.twitter.com/cMyNG4yrbM
— 鷓鷺 (@syarokusuke) May 19, 2020
ラスト2キロはクールダウンと極度の疲労のために歩いてしまったので実質25キロ程度しか走っていない。25キロ走るのにかかった時間は約2時間半で、1時間10キロちょっとという概ね予想通りのペースで走ることができた。
前述の通り、25キロを超えると突然苦しくなる。今回も例に漏れず25キロで足が止まってしまった。途中で何度かきついタイミングが訪れるのだが、そのまま耐えることでランナーズハイのような状態になってすぐに持ち直すことができた。
しかし25キロの壁はそれすらをも跳ね除けるかのように聳え立っていた。
最終的な目標はフルマラソンの距離(42.195キロ)を走り通すことだが、まずは手近な所で30キロというのをひとつの目印として進んでみる。
なんて言いつつも完全な長距離型にするのではなく、もう少し年齢を重ねるまではフットサルを中心とした肉体作りをしたいので、バランスを見ながらシフトしていく。
フットサル型(長距離と短距離のあいのこ)から長距離型へのシフトは比較的容易だが、その逆は30歳を超えると難しいらしい。瞬発系の筋肉を鍛えられるのは25~27歳程度が限界で後は加齢とともにその衰えるスピードがどんどん増加する。一方で持久系の筋肉は衰えにくく、「生涯持久走に尽くすぞ!」という方は一筋で通すべきだが、色々と目うつろいしたい方はまずは瞬発系の筋肉を鍛え、徐々に持久系に移っていくべきだ。
この辺りには肉体的な意味での個人差があるので、例え同じものを目指すにしてもどのタイミングで何をするべきかは変わってくる。確実に言えることは、私のように20代を終えた人はあれもこれもと言うわけにはいかなくなっているということだ。
バランスを取りながら、様子を見ながらで運動習慣を模索する。