不定期な日記帳の遺構

はてなダイアリーで運用していた「不定期な日記帳」の遺構の上に成り立つ2019年3月より再始動したメインブログ

スマホのデータ量

三年前の今ごろ、初めてスマホを手にした。

データ使用量のことばかり気にしていた。

 

ガラケー時代には考えもしなかった通信制という壁にぶち当たることになり、使用データ量と言う概念に怯えながら日々を過ごしていた。

 

当時は面倒という言い訳を盾にして、Wi-Fi経由でネットに繋げるということをしていなかった。これが元でせっかくのスマホの長所を全て殺していたし、ちょっとスマホをいじるだけで月末にはデータ使用料が5ギガを超えることなんてザラにあった。

そうなると動画の視聴なんて論外である。BGM代わりにスマホから動画付きの音楽を流そうものなら一日二日で通信制限がかかる。他にも色々と理由はあるのだけど、そのおかげでポケモンGOをはじめとしたスマホゲームを通らずに済んだなどという利点も少しはある。

だがスマホをおもちゃにしなかったということだけがWi-Fi環境を整えなかったということについての弁護であるとも言える。これはこれで大きいのだけど、受けられる恩恵の方があまりにも大きすぎてなにひとつして弁護できていない

 

せめて自宅にいるときだけでもWi-Fiで接続するようにして、外では動画などを見ないようにしておけば確実に5ギガ以上のデータを使わずに済む。そこで思い切って我が家にもWi-Fi環境を取り入れたのが昨年の10月。Wi-Fi環境を手に入れてからは毎月のキャリアのデータ使用量が2ギガちょっとで収まるようになった

 

私の契約しているキャリアは2ギガプランと5ギガプランがあった。他にもあったかもしれないけれど、私の目の前に現れた選択肢はこの2つであった。2ギガだと安い代わりに使用の枠が少なすぎるし、5ギガだと超えたり超えなかったりのギリギリのラインであった。思い切って2ギガを選んでネット絶ちをするという発想も頭をよぎったけれどいざというときに困ることになるのはほかならぬ私だ。道に迷って地図を見ようにもすぐに開けなかったり、即席の調べものをしようにもネットに繋げるのにタイムラグが発生してしまったりする可能性があった。いざというときの頼みの綱を自ら断ち切る必要はない。安さに飛びつくのはよろしくない。

オプションでいくらか積むことでデータ枠を増やすことができるのだから、まずいときはオプションを使用するということも考えた。それでも携帯端末はあらゆる場面で先行投資をしてこそ光る利器であるので、5ギガの枠は守ることにした。確かもうひとつ上の段階のプランもあった気がしたけれど、それは明らかに高く、明白な無駄遣いになることがわかっていたので過剰なサービスは受けないことにした。

 

最近、そんな料金プランに変化が訪れたようで、データ使用量が随分と柔軟に金額に結びつく形態がとられることになった。一般の人には想像できないほどたくさんデータを使う人用のプランと、月によって使用量がマチマチという人用の使用量と金額が比例していくプランがある。後者が今の時代を物語っている。私はそんなに使わないことがほとんどなので、比例していくプランをチョイスした。結果、月々の支払が少し安くなるようで嬉しい。

 

話が脱線したが今は自宅でWi-Fi環境を作って快適なネット生活を送っている。おもちゃにだけはしないように気をつけよう。