不定期な日記帳の遺構

はてなダイアリーで運用していた「不定期な日記帳」の遺構の上に成り立つ2019年3月より再始動したメインブログ

ランニングウォッチを使ってみた

これの続編。

Amazfit Bip U Proを使ってみての感想。

 

 

syaroku.hatenablog.com

 

 

ランニングのペースとコースでそれぞれ問題が発生している為だ。(上記記事の引用)

 

 

ざっくりとで良いから自身のランニングコンディションの監視をしたいと思い、客観的な指標を求めるべく、ランニングウォッチを購入したのが今月の頭の話だ。

 

 

大体使い始めて3週目に突入して、あれこれと見えて来たものがあるのでひとまずここに記しておくことにする。

 

 

私の求めていた機能は主に4つ。

 

 

ランニング時の距離時間速度ルート

 

 

を大まかにでも把握することだ。値段が値段なのでそこまでの高性能は求めていなかったが、その性能は私の想像を大きく超えてきた。

 

 

距離

恐らくほぼ正確。但し5kmの往復(つまり10km)で200m程の誤差、10kmの往復(つまり20km)で1km程の誤差が出たので、完璧とは言い難い。それでも概ね納得できてしまう程の計測はしてくれるので満足だ。

 

時間

恐らく正確。時計だし当然と言えば当然か。

 

速度

一瞬時速なのかどうか戸惑うが、1キロごとの速度を表示してくれる。(振動でも教えてくれる)

大体合ってるかな?と思うものの、全力で1キロを走り切った時よりも余力を残して走った時の方が速かったことがあるので信憑性は薄い。それでも大体合っているのではないかという感じだ。信じすぎるのは良くないが指標としてみればそれなりに高性能だ。

 

ルート

これは驚くほどに正確だ。広い道の左側右側をも正確に記してくれる。しかもスマホを持ち歩かずとも帰宅後かなんかにスマホのアプリと同期すればスマホにきちんと記録される。つまりこのランニングウォッチだけで見事に記録を付けてくれているのだ。

 

 

上記のような感じで、カタログ通りの性能を求めてしまうと

 

なんだ全然だめやんけw

 

となるのだろうが、最低限の機能をそれなりの精度でカバーしてくれればそれでいいや的な私のような人物にとっては打ってつけのガジェットだ。

 

 

ちなみにその他の機能についても私が使用してみた範囲で書き散らす。

 

 

ウォーキング

こちらは1kmごとのタイムが出る。早歩きをすれば速く出るし、ゆっくり歩けばゆっくり出る、当たり前ではあるがランニングよりよっぽど誤差が少ない。もちろんルートもランニング時と同様正確に出してくれるのでこちらに関しては非の打ち所がない。

散歩に出掛けるのに良く使っている。今の所図書館の往復でくらいしか使っていないが、自信のない道や初めて行く場所なんかでの練り歩きに使ってみても面白いかもしれない。

 

サイクリング

こちらは1kmごとではなく時速としてカウントされる。但し、5km進むごとにタイムを表示してくれるのだけど、それは時速とは全く関係がないので初見だと頭が混乱する。

また速度の計測はあまり正確ではなく、思いっきり漕いだ時よりもまぁまぁのペースでゆったりと漕いだ時の方が速く出たりするので信憑性は低い。それでもこちらについてもルート測定だけは正確なのでびっくりする。ルートと時間がわかれば速度も簡単に出せそうなものだけど、果たしていかに。

 

バスケット

これはフットサル時にお試しで使ってみた。代わりばんこでランニングモードも試してみたが、ランニングモードの方がずっと楽しい。バスケットモードだと所要時間と消費カロリーしか計算してくれないが、ランニングモードにするとそれに加えて走った距離やルート(スパゲッティみたくぐちゃぐちゃではあるが)を付けてくれる。バスケットモードはダイエットしたい人なんかにはもってこいの機能なのだろうけれど、ダイエット目的でバスケやフットサルをする人が一体どれぐらいいるというのだろうか。

 

アラーム

これは意外と重宝していて、第二の目覚まし時計として想像以上の役割を発揮してくれている。

さらに就寝時に付けることによって睡眠のログまで取ってくれる。睡眠のログについてはほぼ正確ではあるが、何回かに一回くらいは付けていない時間から眠っていることになっていたり、もしくは外している時間まで眠っていることになっていたりする。

 

例えば1時就寝9時起床の時に0時半就寝12時起床というログが付いていたりする。基本的に眠る直前に付けて起床直後に外すので、それ以外のログが取れているというのはおかしな話だ。それでもこういった現象は毎回発生するわけではないので、大雑把なログを取るのには十分だと言える。

 

 

最後にはなるが、我慢できないことはないけれどちょっと辛いなと思う点が2つばかりあるのでそれも記しておく。

 

 

勝手に一時停止になる

ランニング中、特に終盤にいつの間にか計測が一時停止になっていたりする。恐らく袖に溜まった汗で反応していると思われるのだが、これは非常に辛い。どうしてだかラストスパートに限って全力っぷりが何も残っていなかったりする。何回か走っていて2回程発生している。

時計の機能を果たさない

腕を傾けることで盤面が表示されるというのがスマートウォッチの最大の特徴だが、この時計機能を結構な頻度でサボる。だからランニング中に速度や距離を瞬時に確認できないのは、むなしい。

 

 

上記にもある通り、値段を見ずにカタログスペックだけ確認して購入すると

 

 

なんじゃこりゃ

 

 

となるケースも多いに考えられるが、値段を考え、そして余計なものが付いていないということを考えるとかなりお値打ちな商品であると言える。

 

 

3~4万以上するようなスマートウォッチは完全にこの製品のスペックをカバーしきっているが、その分余計な機能が付いていたりもする。特にSNSにアクセスできたり、iPhoneの代わりになる部分があったりすると、誤タップでとんでもないことになったり、はたまた紛失時の被害が大きくなったりする。(これ以上リスクを孕んだ機械を導入してどうするんだ)

 

 

そんなこともあってこのランニングウォッチに今の所大きな不満はない。むしろ良くやってくれているとさえ思う。

 

 

使い始めて一ヶ月足らずの感想は以上となる。今後も何か発見があれば積極的に投稿していこうと思う。

 

 

 

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