簿記2級の参考書パートが商業編・工業編共に終了した。長かった。
商業編は4~6月、工業編は7~8月で終わらせた。流し読みをした部分はほとんどなく全て理解しながら進めたつもりなので、後は問題パートを進めながらじっくり感覚を研ぎ澄ましていくだけだ。
とは言っても残された時間は案外少ない。本番は11月17日だが申し込みの期限が10月の中旬と来ているので残り2ヶ月で仕上げなくてはならない。
今回はせっかく工業編を終わらせたばかりなので温かいうちに工業編の問題パートから取り掛かることにする。
簿記はパズルのようだ
という表現をそこらかしこで目にしてきた。その説は間違いではない。ただ勘違いしやすいのは”パズルのルールを覚えるのが難しい”ということだ。
誰もが先天的に備えた感覚とちょっとした国語・算数の知識で説き進められるかというとそんなことはない。ある語句に含まれる意味やそれに伴う計算式の立て方にパターンが存在するので、まずはそのパターンを覚えなくてはならない。そのパターンを覚えて初めて「パズルと同じ」と言い表せるのだ。
ちなみに一説によると簿記2級は2ヶ月でマスターできると言うし、あながち嘘でもないとは思うものの、2ヶ月間仕事や他の学習をせずにひたすらに簿記の理解に励み、記憶の欠落などが発生しないという秀才型に加え根気も持ち合わせた人にのみ当てはまるのではないかと疑う。
私自身が受かっていないのでこの説についてとやかくは言えないのだが、各部分を一周した上でそれぞれの負担を想像したらそのように感じられた。
とにかく時間をかける必要があるという点については秀才も凡人も劣等生も変わらない。それくらい出題範囲は広いし、覚えることも多い。
ある程度計画を練ったら、がむしゃらにやってみよう!