無駄な買い物をした。
聖地巡礼先が古着屋の街だったこともあって古着屋に入ってみたら割と好きなメーカーのスポーツ系のジャケットがお安く売っていたので思わず手を伸ばしてみた。
試着をしてみたところサイズに問題はなさそうだし、ヤニ臭いだとかそういったデメリットもない。多少使用感はあるにせよボロボロというよりもヴィンテージ感が出ていると言った方が良いくらいのものだったので一目惚れアンド即決で購入したのが悲劇の始まりだった。
古着屋で購入した服だし一度は洗濯しなくちゃね!
ということで購入後直近の洗濯日に洗濯機に掛けてみたところ、洗濯後に何やら紙のようなものが洗濯物たちのあちらこちらに付着しているのが見つかった。
間違えてティッシュでも入れちゃったかなー?
と思っていたところ、どうやら購入したばかりの例のジャケットに一番多くのカスが付いていることが判明した。「買ったばかりでポケットに何か入れたりとかはないはずなのにおかしいな?タグをつけっぱだったかな?」と思いながらも良く観察したところ、裏地のメッシュの奥のさらに奥の普通にしていたら見えない部分に白い領域が見つかった。
まさにこいつが元凶であった。
どうやら服の裏の裏を支えてくれるビニールナイロンのようなパートが劣化によって剥がれてしまっているようなのだ。しかもワンポイントなどではなく複数個所で劣化が見つかった。(脇腹の辺りからポケットに掛けての両脇部分だったかな。)
カスの正体は紙ではなく劣化したビニールナイロンであったのだ。
以前にも、古着屋ではなかったのだけど、安物の服屋で購入した服のキラキラ飾りが初回の洗濯で取れてしまって他の洗濯ものたちを一様にキラキラさせてしまった事件が15年近く前に発生したが、それに負けず劣らずのテロとなった。服はこういったテロが怖いよね。
というわけで古着屋が苦手になってしまったとさ。何も古着屋が悪いわけではないけれど、購入するときは隅々まで気を付けてありとあらゆる可能性を考慮しなくちゃね!
個人的な気を付けポイントとしては
- ヨレ具合
- サイズが特殊でないか
- 変な染みが付いていないか
- 臭いが付いていないか
- 外れそうなパーツがないか
- ポケットやフード部分に異常はないか
- 見えない部分にも劣化がないか ← new
という点が挙がる。
手狭になって世に出回った服なら問題ないが、何か不都合があったからと処分代わりに放たれた服はマジでヤバい。センサーを敏感にしなくてはならないと改めて感じたのであった。