不定期な日記帳の遺構

はてなダイアリーで運用していた「不定期な日記帳」の遺構の上に成り立つ2019年3月より再始動したメインブログ

第153回簿記検定試験(2級編)を受けてきた

長い戦いが一段落した。

 

もう少しまとめてから書くべきではないかという考えも頭に浮かんだけれど、敢えてまとめずにありのままを記すことの方が大切なのではないかと思い直して率直な感想を書いてみる。半年以上に及ぶ戦いの記録はその内(今週中!)ゆっくりとまとめてみる。

 

今回は簿記2級の試験を受けてきた。この記事を書き終えるのは日を跨いだ月曜になるのだが、実際に受けたのは昨日の日曜日で地続きという目で見れば本日の出来事になる。

 

率直に言うと受かったかどうかはわからない。つまらないミスさえしていなければ受かっているが、解答速報は怖いのでまだ見ていない。

 

Twitterのトレンドに「簿記2級」というワードが入ってしまうくらい特徴的な出題であった。ちょっと調べれば山のように絞り出されている阿鼻叫喚を眺めることができる。

 

 

 

簿記2級は商業パートと工業パートに分かれていて、工業パートの方が圧倒的に簡単だ。そのことから解答の順番については

 

問1→問4→問5→問2→問3

 

の順で解くべきだと言われている。

 

問1・・・商業の基礎中の基礎

問2・・・商業の中ボス~大ボス

問3・・・商業の大ボス

問4・・・工業の中ボス~大ボス

問5・・・工業の中ボス~大ボス

 

という大まかな括りにはなっているのだけど、今回は問2が基礎中の基礎程度の問題であったし、工業は中ボスも大ボスも慣れてさえいればそこまで難しいものではなく、今回はその中でも中ボスの下の下に属する難易度であったので問3以外を完璧にクリアできていれば簿記2級の合格は容易である。

 

100点満点中70点を取っていれば合格でき、さらに問3の配点が20点であったので問3をスルーしても他がきちんとできていれば合格できる仕様になっている。

だから基礎をきちんとこなして過去問にもそれなりに手を付け、そして必勝法と言われている解く順番さえ間違えなければ容易に合格できる仕組みとなっている。そう、容易に。

 

解答速報は見ていないけれどTwitterのTLに流れてきた解答をちょろっと目にしてしまったので、問1の小問を1つミスしていることが発覚した。これで問3以外の80点をきっちり取れている可能性がは0になったけれど、他が無事なら何も問題はない。

 

さて、

 

問3はそんなに難しいものだったのか。

 

問3は難しいパートをさらに難化させたような問題であり、基礎を固めまくって過去問をきちんと理解した上でもう一度テキストを読み込んだ者にしか解くことを許されていない問題に思える。どこで部分点が出るかはわからないけれど、ここでの得点はあまり期待しない方が良い。

 

問3を最大限難しくさせた為に他の問題を簡単にしたという説は十分に考えられる。特に問2の易化は大盤振る舞いにも程がある。

 

「問3は捨てるべき問題と捉えて他の問題で合格点を獲得して下さいね^^」

 

という出題者の意図がビシバシと伝わってくる。

 

私なんかの場合はTwitterの反応に反してありがたかったという認識でいる。逆にまんべんなく難易度がちょいムズ程度で来られてしまったらお手上げだったかもしれない。今回はやり込んでいない者にとっては問3が大きなハードルに感じられたかもしれないが、広く浅く程度の知識しかない(私のような)者にとっては他の問題を十分な得点源にできたのである意味でラッキーだったと思える。

 

ちなみに私は解く前に全問題を眺めた結果、問2を問1の後に解くことにした。問2がまさかの穴埋め問題だったので頭の体操がてら先に解いておくしかないという判断から問1→問2→問4→問5と進んだ。

問5でちょこっと躓いたけど一旦後回しにすることにして問3に移った。そして

 

「これは過去問で見たことのないパターンだ」

 

ということにすぐに気付いたのでサワりだけ解いてみてまたすぐに問5に戻った。頭を冷やした結果問5はさっと解くことができたが、問3だけはどうあがいても解き方がわからなかった。

 

「きちんと勉強した人にはわかるのだろうけど、私にはお手上げだな」

 

という感想を抱きつつわかる範囲で解答用紙を埋めて行った。今回の問3は捨て問という認識でいたけれど、まさかTwitterでトレンド入りする程に難しかったとはその時は知る由もなかった。

 

結果は12月2日に出てくるのでそれまでは今日のことを忘れて日常に戻る。もしダメだったら年明けから勉強を始めて2月に再挑戦だな。

 

これまで我慢していたことを思う存分やるぞー!