不定期な日記帳の遺構

はてなダイアリーで運用していた「不定期な日記帳」の遺構の上に成り立つ2019年3月より再始動したメインブログ

入国パートで3本目!

これの続き。

 

syaroku.hatenablog.com

バタバタとしながらも何とか初の外国に到着した。英語圏ではありながらもアメリカやオーストラリアやイギリスではない国だ。主要な国ではありながらも一番手に来そうにない感が良い。

 

 

ひとまず

 

トランジットに失敗してしまった。

 

空港到着後に手続きを済ませずに空港の外に出てしまえばこっちのものだったのにすぐに搭乗手続きに移ってしまった。そもそも外に出ることのできる通路は見えづらい位置にあったのでトランジットの成功率は低めではあったという前提条件は付いているので仕方がないと言えば仕方のないことであった。

 

それでも一度空港に出て良い空気がどこにもなかったので、異国で下手な行動はするまいと安パイを取った結果、トランジットの失敗に繋がった。

空港内の免税店などを回るだけでも十分に良い観光にはなったがせっかくなら外に出たかった。結局、完全に外国の外の空気を吸えたのは夜空になびくカーテンも見る真の目的地のある空港に到着してからであった。

 

空港に到着してから真っ先したことは現地通貨での買い物だ。どこまで自分の言葉が通じるのか。そして果たして自分に現金で買い物をしてきちんとお釣りを受け取る能力があるのか。それを知るために選んだお店がスターバックスだ。

 

日本にもあるやんけ!

 

というツッコミは控えて頂きたい。日本とは味が少し違うと言うし、何より初っ端の買い物には程好い安心感があるではないか。

迷うことなくカフェラテだかなんだかの普通サイズを注文したところ、渡されたお釣りが少なかった。文句を言おうにもこちらが消費税の計算を間違えている可能性があるなど、非が完全に相手にあると言える状況でない限りは意見を言うのも怖いので、お店の脇でスマホを駆使して調べてみるとどうやらその国は細かすぎる小銭が存在しないそうで、ある程度の小さな単位は端数切りされてしまうとのことなのだ。つまり買う側が損をする可能性が高いということらしい。(損と言っても数円単位の話ではあるので大した問題ではない。)文句を言わないでおいて本当に良かった。

 

スタバでの買い物が思いの外上手くいったので調子に乗って現地にしかなさそうなハンバーガーショップで買い物をしたらコミュニケーションが取れな過ぎて自身の英語力のなさを痛感した

そのハンバーガーショップはカードOKとは書いてあるものの、私の使用するカード会社のマークだけがなかったのでもしや現金オンリーか???と思い勇気を出して店員さんに聞いてみたら全く英語が通じなかったし何ならめちゃくちゃ不機嫌な顔をされたよね

 

その後もコミュニケーションを取り続けた結果、何とか私のカードも使えることが判明したものの、注文をお願いすると今度はお店の決まりなのかあれこもれもと有料の付け合わせをお勧めしてくるので全て断ってはみたもののそれが全く通じないらしく、ハンバーガーひとつを注文するだけで10分も掛けてしまった。オンリーと言っているのに全て通じなかったのは私の英語力のなさなのか、相手がいじわるだったのかは未だにわからない。

 

他にしたことと言えば、映画で良く見かける紙製の箱に入ったご飯ものを食べたり、その辺のオブジェを眺めたり、行き交う人々の顔をじろじろと眺めたりなどをして時間を過ごした。

 

外に出てウロウロして時間の足りない中で焦りながら過ごすのはきついけれど、限られた空間を時間たっぷりで過ごすのも別のベクトルの辛さがある。帰りの空港は何があってもトランジットを楽しもう。そう決意したのであった。

 

そんなわけで次回は雪国編