4月が始まって1週間が経過したこの段階で新型コロナウイルスについての私見をまとめておく。
日々状況が変わる中で、一度リアルタイムの心境なり変遷なりを綴っておきたかったのでここに記す。
いつか読み返した時にああだこうだ言う為の記事なので、今回のカテゴリー振り分けは「チラシの裏」にしておく。このカテゴリーはこういう時こそが最大の使いどころだ。
個人的に今回のコロナ騒動を身近に感じたのは今年の1月下旬であった。お客さんから
「今買えないマスク、手に入ったから一箱あげるよ!」
と「何言ってるんだこの人???」という感情を押し殺して有り難く受け取ったものの、どうやら本当にマスクが品切れを起こしていたようで驚いた。
ちなみにそのマスクは小さいサイズだったので私には使えないと思い小柄な仕事仲間に横流ししていたのだけど、その内に自身のマスクの在庫がなくなりそうになったので、ラスト2~3枚くらいになり果てた小さいマスクを試しに1枚付けて見たら見事ぴったりはまったのであった。なんなら普段のマスクが大きかったことに気が付いた。くやしい。
それまでは遠い国で「またなんか妙なものが流行ってるな・・・」ぐらいにしか思っていなかったのだが、その国の人たちが日本に押し寄せてマスクを大量に買い漁っては自国に持ち帰るという地獄のような所業を行っていた。
「これから花粉の季節でマスクが大事になってくるというのに人口の多い国の人たちがこんな小国の物資に手を出すのはちょいと困るぜ」という気持ちしか抱かなかったものの、それから数週間後には邦人の間でもマスクの争奪戦が起こるようになり、元々の外人爆買い一族もひっくるめて国中でマスク不足が深刻化していった。
想えばマスクを最後に買ったのは年末年始辺りであり、1箱50枚程度しか入っていなかったので仮に毎日使っていたら2ヶ月と持たないことが判明した。出勤時に自転車に乗るということもあり平日は毎日マスクを着用していて月20回強使用するとしたら3月の中頃には在庫が枯渇する計算となった。
基本的に会社ではマスクをしないし、主に行きの時しか使っていなかったので、思い切って2~3日程使い回すことにした。これでマスクの枯渇を遅らせることには成功したものの、そうこうしている内にウイルスが猛威を振るい、国内での感染者を増やしていった。象徴的な出来事はやはりコロナ騒動の序盤で起こった
豪華船での集団感染事件
だろう。豪華船には当然の如くお金持ちしか乗船していないので、自ずと質の良いものしか口にしていないはずなのにも関わらずものすごい勢いで感染が拡大していった。原因は密閉空間だと言われている。どんなコンディションだろうが密閉空間で密集すると危険であるという話が広まりつつ、その船の乗客が国内に上陸してしまったのだからもうお手上げだ。そもそも通常の観光客や海外からの帰国者も感染の媒介となっているので新型コロナウイルスはありとあらゆる場所から日本に侵入してきた。
確かな情報だけを収集するということも中々できないものだが
- 肺に来る
- 味覚や嗅覚が脆弱になる
- 再発する
- 年齢関係なく感染する
- 死亡率がやたらと高い
- 治療方法は不明でワクチンなどもない
という情報が拡散され、未知の脅威との全面戦争に突入した。
その後は日々感染者が増え、あらゆる地方でもその感染が確認された。
個人的には極まれに少数ながらも袋入りのマスクを入手しつつ、コロナとは関係なしに生活環境が代わり、緊急事態宣言が出される出されないで世間が揺らされるにつれて周囲の環境もどんどん変化していき、とりあえずは週休4日程の体制(仮)になることになった。マジで何がどれぐらいのスピード感で変化していくかわからん。
1月下旬:
マスクが手に入りにくいという情報を得る。
2月前半:
何やら局所的によろしくない状況に陥っているらしい。
2月中盤:
マスクの在庫が底を見せるようになってきたけど一向に手に入らない。
マスクを2~3日に1枚で使い回すようになる。
2月後半:
新生活の準備がいよいよ大詰めに入りつつ、感染の脅威がすぐそこまで迫ってきている。
3月前半:
さらば自転車通勤、ようこそ電車通勤。
マスクが防寒以上の意味を持つようになる。電車は怖い。
感染が全国的なものになりつつある。
一度だけ袋入りマスクをゲットできた。
ティッシュやトイレットペーパーが不足するというデマが流れたのもこの辺りかな。
3月中盤:
またしても袋入りマスクをゲットできた。大事に使えば4月の中頃までは戦えそうだ。
誰かが感染してもおかしくないよね的なやんわ~~~~り空気が流れ始める。
3月後半:
あちこちで営業短縮などの話が持ち上がり始めるが具体的な動きはもうちょい先かな的な感じ。
食料品の確保をしておかないとやばいかも的な情報も流れ始める。
頂きもののマスク、全然使えるやんけ!他の人を救えたと考えればむしろOKだけど!
4月前半(現在!):
誰がかかってもおかしくないしむしろ既にかかっているかもしれないし、営業の短縮を1日でも早く決めないと手遅れになる的な空気が流れるし、なんなら緊急事態宣言も出される始末。ロックダウンまだー??????????
奇跡的に洗えるマスクが何枚か手に入ったのでマスク危機は解消された。残す問題はお給料と食糧だ。いつまで続くかわからない以上はこの二つは大事にしていきたい!!!!!!!
今にして思えばコロナが本格的に流行り出す前に夜のカーテンを観に行けて良かったし、糸吉女昏もできて安心したというのが率直な感想だ。
ゴールデンウィーク明けがひとつの節目と言う雰囲気になっているけれど、終息はぶっちゃけ年末になりそうだよね。何にしても自衛してリスクを可能な限り低くした状態で日々を過ごす。精神的にも参ってしまわないようにリラックスして臨む。
なぜか花粉症の症状は出ていない。