今年はあっという間でしたね
と言う言葉がこれ以上になくにしっくりくる一年であった。
外出する機会がぐっと減った分、エピソードも少なかった。その分、一年を振り返ってみての山と谷が殆どなく平たんな道を歩んでいた。
と言いたいが、
実際に真面目に振り返ってみるときちんとメリハリがあったことに気が付く。
ざっくりまとめると
- 人生初の海外旅行
- 人生初の本格的な引っ越し
- 漢字検定準一級の合格
が3大エピソードになるが、その他にも細かい変化はいくつもあった。
そんな今年をひと月ごとにまとめてみる。
1月
- 久しぶりに初日の出(跡)を観て来た
- 人生初の海外旅行
年末から海外旅行の準備をバタバタと進めつつも空き時間を利用してちゃっかり初日の出を見に行ったり、引っ越しの準備の準備などをしたりして過ごしていた。
それでも何と言おうと初海外のインパクトには勝てない。日本語が通じないところに数日間とは言え単独で飛び込んでみたのだ。しかもなるべく素のままの自分でぶつかりたいという気持ちから直前の語学の復習などは一切せずに挑んだ。
持前の英語力で何とかなって本当に良かった。使用通貨の感覚なども頭の中でしっかり計算すれば何も問題なかったし、危険なところをふらついてしまうなんていうこともなかった。全てがほぼ予想通りに運び、大きなトラブルには巻き込まれなかったが、深夜にホテルの表玄関の扉が開かなかったのにはひどく驚いた。真夜中の豪雪地帯で屋外に15分間も佇んでいたのは真剣に焦った。後からやってきたファミリーがなぜだかいともたやすく扉を開けたので命拾いした。私の力が足りなかっただけなのかもしれない。
2月
- 引っ越しの準備でバタバタする
2月は引っ越しの最終的な詰めで四苦八苦する。家は決まった。運搬の車も確保した。後は何を捨てて新居に何を詰め込むかが問題となった。またどのタイミングでどのようにして荷造りをするのかも個人的にはちょっとした課題となっていた。結局直前で安い紙袋を大量に入手しつつ、近所の量販店で小さめの段ボールを頂き、それらで何とか乗り切った。
3月
- 人生初の本格的な引っ越し
- マスクを買えず在庫に不安を覚え始める
何とか引っ越しに成功はしたので、引っ越しの話はこれでおしまいにする。
ウイルスの活動が本格化し始める一方で自宅でのマスクの在庫が底を見せ始めた。マスクがないと外出ができないような世の中に変化し始めていたので早い内にマスクを入手しようとしていたが、中々手に入らない。たまに購入できてもひと月辺り5枚ほどしか手に入らなかったのでどれだけ節約して使い回そうとも消費が仕入れをわずかに上回る計算になってしまい、そのやりくりにかなり焦らされた。
その内に洗えるマスクを入手でき、さらにしばらくすると店先に平気でマスクが並ぶようになり始めたので、マスクショックは一過的なもので済んだ。それでも当時としては相当あくせくさせられた。
4月
- ブログ開設11周年
- アイコンを波に千鳥に変更した
- 自粛生活が本格化する
- 図書館が封鎖される
- ゆめもぐらを自転車で一周する
- フットバッグを始める(汗が凄まじいので夏で一旦休止した)
- 月末から毎日映画鑑賞生活を開始する(5月末まで続く)
自宅軟禁生活が本格化する。
その分、インドア生活が充実した。たまに外に出かけるにしても公共の機関を利用するのはよろしくないので自転車で意味もなく出掛けまくった。
普段とは異なる生活様式になった分、4月が最もボリューミーになっている。
5月
- ランニングで25キロ進む
- マリオカートに嵌り始める
- noteを始める
- 長編小説を書き終える
- 映画毎日鑑賞企画を無事に完走する
- 散歩をしながらスペイン語の学習に取り組むようになる(自粛が緩んだことによってこの習慣は自然消滅した)
箇条書き以上の説明はない。インドア生活が極まっている。4月程のボリュームはないにせよ、5月も充実した月となった。
6月
伝説の始まり・・・というと随分大袈裟だがこの辺りから10月の本番に向けた漢字検定の学習を開始した。チラ見程度のゆるっとした勉強はゴールデンウィークの辺りから始めていたが、きちんとした学習はこの時点からのスタートになる。
ついでにルービックキューブのアンチョコなしでの完成もこの月にできるようになっている。今でもたまに触っているけれど、問題なくクリアできる。もしかすると一生もののスキルなのかもしれない。
7月
- 短編小説の執筆を始める
- 『仮面ライダー鎧武』を全話観る
放送当時から気になっていた『仮面ライダー鎧武』を鑑賞する。時間が余り気味だったので毎日数話ずつ鑑賞し、大体一週間くらいで全話見通した。近い将来、専門チャンネルか何かで鎧武の新作が公開されるらしいのでそれも気にはなっている。
中の人ネタ的にはわいせつ行為をする人がいたり、DVをしたりする人がいるなどして不穏なニュースが相次いでいるけれど、作品自体は面白いので機会がある方は是非!
8月
- 今年もふるさと納税をする
- 短編小説を書き終える
- メインブログのひと月毎日更新を達成する
ふるさと納税は書類をミスると色々面倒臭そうだけれど、どのくらいのタイミングでどの書類を出せば良いかをしっかり把握しておけば何も怖いことはない。全部で1時間もかからない程度の負担と2,000円の出費をするだけでおいしい思いをすることができる。
あとはメインブログを毎日更新した。今はnoteなども並行して運営しているのでメインとは?サブとは?などという疑問が高頻度で頭を過る。明確な答えはまだない。
9月
- ランニングで20キロ進む
- 久しぶりに美術館はしごをする
- サブブログのひと月毎日更新を達成する
- 今年一番ヒットした記事を投稿する
サブブログでの毎日更新を達成する。上記の通り、サブとは???という疑問が頭から離れない。内容を明確に切り離す方向で考えるべきなのだろうか。もちろん、答えはまだない。
また新入社員についての記事が思いの外ヒットしている。気合いを入れて書いたわけではなく思うが儘に指を動かして書き上げただけの記事なので予想以上の反響に驚いている。
10月
夜の一人ピクニックを敢行した。40キロ程度の道のりを夜通し歩いた。ちょっとだけ雨がぱらついたけれど、基本的には良い天気だったので快適な旅となった。
あとは水泳を始めた。漢検の本番を控えているのに随分と余裕が垣間見える。泳げるかどうかを確認することが最大の目的だったのだが、今では趣味のひとつと化している。1週間に1度程度の割合で出掛けている。平泳ぎが得意だが、クロールや背泳ぎも一応できる。バタフライはうるさいのでやらないけど一応できた。
11月
伝説の月となった! なんと漢検準一級に合格してしまった。まさか受かっているとは思わなかったので非常に驚いた。「やってみるものだな」というのが何よりの感想だ。
後はポケモンのプラチナバージョンを4年越しに全クリした。テンガンザンの存在が非常に好き。霊峰と言う扱いということもありミステリアスで、さらに物語の中でとても重要な役割を担っていることもあって存在感が半端ない。気にならないわけがない。でも住みたくはない。
さらに歌舞伎にはまりこむ。そして一度だけ歌舞伎座に足を運ぶ。財力がありもう少し落ち着いた世の中であれば足しげく足を運んだことであろう。もちろん、歌舞伎を観ていない間は歌舞伎の資料などを読み漁ることで予習を積んでいる。来年の1月か2月には絶対に行く。
12月
- 「転」の活動を開始する
- 地理の学習を本格的に開始する
- お気に入りの小説の英訳版を読み始める
- AKIRAの映画版と漫画版を観通す
なんだかんだで最も薄い月となったのが12月だ。行数だけ見ればこれよりも少ない月もあるものの、開始したばかりの目標が多く内容に欠ける。
『AKIRA』を観た。ふーんそれで? 「転」の動きを示している。それで結果は?
ぐぬぬという感じだ。特に「転」の方はめぼしい結果が出ていない。沈みかかっている船から脱出して手に職が付きそうな新しい環境へと移ろって行かなければならない。
今年の進展としては3大エピソードだけでなく、
- 映画鑑賞
- ブログの執筆習慣の増強
- 執筆の進捗
- 漢検による学習習慣の増強
辺りが少しずつ芽を出し始めている。
映画鑑賞を継続したことで映像作品を観ることへの抵抗がかなり薄れた。
書き物の習慣のおかげで何かを書くということへの姿勢がかなり前進したし、学習の習慣が付いたのも大きい。ルービックキューブのような単発系に取り組めたことも今後役立つはずだ。
インプットとアウトプットの手段が増えたことを来年に活かしていく。
具体的には執筆を継続しつつ、何らかの資格を新たに取りつつ、未知の世界の扉を開けつつやっていくつもりだ。
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