二浪論を展開する。
受験に縛られてやんのw
と思われるかもしれないが、2年もの期間を費やした長い体験になる上、人口的にもそこまで多くない人種であると捉えているので、これぐらいのことはまとめさせてもらいたい。
2009年は絶賛二浪ライフを送っていたので、この一年間の生活サイクルを見てもらえれば二浪目に突入される方、ひいては4月から一浪ライフの方にとっても何らかの参考にはなると思われる。
ひとまず言えることとしては絶対に予備校に入れと言うことだ。
浪人期間の勉強以外での人生経験だとかそんな淡い期待は全て捨て去り、許す限りの精一杯の時間を学習することにフォーカスを当てるべきだ。家庭の事情でそれが許されないのであれば仕方のないことだが、可能であれば全時間を学習に充てなくてはいけない。
日々の運動だとか健康的な生活を送る為のあれこれはしかたがない。それでも主な時間は学習することに特化するべきだし、その学習の質も高めなくてはならない。まずは量を確保し、その後に質を載せて行くことを意識していくことから始まる。
春の時期からの1日10時間以上の学習は当たり前だ。飛ばし過ぎだとかそういうことは考えなくても良い。そしてこの習慣を2023年1月まで継続させる。何ならこの記事を読み終えてからすぐに始めても良い。まずは学習習慣を付けぶっ続けで勉強する体力を身に付ける。そして体力を付けながら、集中できない時間にいかにして集中するかに工夫を凝らす。
ちなみに私の経歴として
現役:地方国立文系志望
あんまり勉強せずに落ちる。予備校などは一切なし。
一浪目:地方国立文系志望
同じくあんまり勉強せずに落ちる。宅浪で一年通す。
但し英単語と数学Bはやり込んだ。数学Bはカリキュラムの問題で高校では習っていなかった。振り返ると勉強時間だけはやたらと長かったが、質が異常に低かった。
二浪目:私立文系志望
遂に予備校に入る。人から教わると全然違う。
体系的に学べるし、何をすれば良いのかも歴然となる。
勉強時間はそのままで三教科(国語・英語・数学)に絞り突っ走る。
結果、一流私立に入ることはできなかったが、現役時代の私からしたら手を伸ばしても届かなかったような大学に進学することができた。
大学時代や大学卒業後に何をするかで人生が決まってくるので受験の結果に対して執着する必要はあまり感じられないが、それでもせっかくなら行きたいところに行きたいじゃん?というわけでぐずぐずしている時間は全て学習時間に変えていかなくてはならない。
何をやれば良いかわからないのであればまずは行きたい大学に入る為にどんな科目をやっておけば良いのかを改めて調べること、予備校に駆け込むこと、参考書を買うことから始めるべきだ。英語なら単語!熟語!文法!読解!リスニング!だし、国語なら読み方!古文の文法や単語!だし、数学なら解法!となる。
(ぶっちゃけ、本格的な勉強計画は夏前(6月くらい?)から立て始めることにしてまずは目についたところから手あたり次第に勉強を始めても良いんじゃないかな???)
歴史はかれこれ久しいが、各単元ごとの重要トピックから当たり、そこを完璧にした後に細かい知識を増やして行けば良い。例えば1600年代は何があった年なのかを大雑把に把握するようなことから始まるはずだ。物理はわからん。
現役や一浪目で(質的な意味でも)本気を出して来た方々がどれだけ伸びるのかはわからないけれど、まだまだ改善の余地があり、かつ環境が許す方で、さらに志望校を諦めきれない方は是非とも二浪目に進むことをおすすめする。
がんばれ!