不定期な日記帳の遺構

はてなダイアリーで運用していた「不定期な日記帳」の遺構の上に成り立つ2019年3月より再始動したメインブログ

きれいな音を聴く

美術鑑賞できる余裕の有無は精神的な余裕の有無に起因する。例えば美術館に行ってみて楽しいと思えれば私生活が安定していて、楽しめなければ身の回りを見直した方が良いというのである。

 

物質が温まるほど分子が良く動き回るならば、分子を動かせば物質が温まる」、「速く動けば血流が良くなるのであれば、血流を良くすることで動きが素早くなる」(某漫画の主人公の能力)という論と同じだ。「美術鑑賞をできる余裕を生み出せれば、精神的なゆとりが発生する」のではないか。


美術とは絵画や彫刻だけでなく、映画や音楽だってそこに含まれる。仕事に圧倒されていてあまり余裕はないのだけど、ふと音楽を聴きたくなったので翌日は祝日で休みということもあり夜長にじっくり音楽を聴いてみた。最初の内はどこか落ち着かない感じがしたが、暫く聴いていると音が耳に馴染んできた。

そして『Worlds end』が流れた瞬間、何か心の中で雪解けのようなものが起こった。それがこの曲に寄るものなのか、音楽自体に寄るものなのかはわからない。それでもこの曲を聞いたのを境にリラックス状態に突入できたし、どこか肩の荷が降りたような気がした。

きれいな音やテンションを上げてくれる音を聴くというのはとても大切なことだ。音楽は人を救う。