不定期な日記帳の遺構

はてなダイアリーで運用していた「不定期な日記帳」の遺構の上に成り立つ2019年3月より再始動したメインブログ

自炊が正義とは限らない

結局のところ、自炊というのは必ずしも得になると言うわけではない

 

たくさん作ってストックをしておいて何日かに分けて食べて初めて得になる

一度に1500円分くらいの食材を買ってそれで平日の晩5日分を凌げれば1晩300円で済むことになる。だから2日に1回1500円程度の買い物をするようではあまり得にはならない。1食750円も出せばそれなりにおいしいものが同じくらいの金額で食べられる。

 

作り置きにこそ自炊の真の価値がある。

 

だからこそ夏は大敵だ。寒い時期は鍋物なりカレーなりを大量に作っておけば何日か凌ぐことができるのだけど、夏場はストックが難しい。良い冷蔵庫を使っていて温かいまま冷やせる環境が備わっていればちょっと話が変わってくるけれど、そもそも基本的に夏に温かいものを食べる気にはならない。ストックが難しいどころか、ストックできるものを作る気にはならない。そんな欠点がある。

 

特にそんな夏について言えば、自炊をするくらいなら安い弁当屋を探した方がずっと効果的だったりする。

 

そうは言っても、私のように晩ご飯は炭水化物を控えめにして野菜を大量に食べる人にとっては作り置きができない夏でも自炊をする価値があるのかもしれない。おなかいっぱいのサラダを準備しようと思ったらコンビニやスーパーで出来合いのサラダを買い求めるよりも食材を買い集めて自分で作ってしまった方が安価で済む可能性がある。

 

実は、晩に炭水化物を抜く生活を放棄し、夏の間だけでも弁当屋に頼ってみることを月の目標に据えて、1ヶ月でどれだけの節約になるかそして体調にどのような変化が出るかを確かめてみようとも思ったが、料理をする習慣を絶やしたくないと思い直して敢えて目標には据えて来なかった。

 

こうしていざ記事にしてみると1ヶ月台所に立たない生活もありなように思えてきた。

 

今一度、どちらかがお得か、自分のためになるかを再考してみるのも良いかもしれない。