不定期な日記帳の遺構

はてなダイアリーで運用していた「不定期な日記帳」の遺構の上に成り立つ2019年3月より再始動したメインブログ

今年も新入社員が入って来た

4月に新人さんが入って来たのだけど、この時勢の影響で出社自体に強い制限が掛けられていたので彼らの出社回数は限りなく0に近かった

 

 

しかしそんな新人さんたちも今月になり週に何度か出社してOJTを受けることになった。

OJTって聞こえは良いけど、単なる放り込みだからね。

 

 

会社的には

 

 

現場の人間が計画的に指導するからOK

 

 

みたいなノリだけど押し付け感が凄まじく、指導する人間によってその方針もマチマチだったりするので、場合によっては新人さんたちが肩身の狭い思いをすることになる

 

 

6年前に入社した私の場合は

 

 

ん~・・・たりぃから君は放置!

 

 

のような感じで決められた指導員から見放されて自由に仕事をして良いことになっていた。

もちろん入社したての人間には仕事もなければ、何かを生産するなんていうこともできるわけがないので誰か忙しそうな人を見つけては声を掛けて手伝いをさせてもらったり、そこらかしこを当たり障りのない範囲で掃除をしたりする以外にやり繰りする術はなかった。マジで1日が早く終わってくれと願うばかりであった。

 

 

後から思えばその指導員が極端に仕事ができない人だっただけなのだけど、一歩引いた目から見れば会社全体として人に何かを教えるのが苦手な風潮があったりもする。

 

 

コミュ障の私ですら、

 

 

これまで上下関係の中で教わったり教えたりする機会がなかったのかな?????????

 

 

と思う程に下の人を気にしない人たちがそこには集まっていて、組織としてもそんな風土が培われていた。

 

 

そんなこんなな会社だけれど、せめて自分だけは新人さんに優しくしようと思い、持て余し気味の新人さんに声を掛けてはあちらこちらと連れ回したりすることにしている。

 

 

今年は入社年数の浅い社員が新人さんの指導をすることでお互いがプラスになる環境を作っていくという方針があるそうで、何人かはそれで何とかやりくりできているようなのだけど、能力のない指導員に当たった新人さんは放置され気味になっている

 

 

 

こうなると割を食うのは間違いなく充て込まれた新人さんなんだよね。

 

 

 

後輩が無能っぷりを晒すのはそれはそれで構わないのだけど、その影響でまともに働かせてもらえない立場の新人さんは絶対的にかわいそうだ

 

 

越権行為であることはわかっているけれど、そんな新人さんを積極的に拾っていくことにしている。指導員になったからと言って給料が増えるわけでもなければ、会社としてどうこうというよりも部内でどうこうというレベルの話だからね。私が手出しをしてもそこまで問題にはならない。それに、できることは最大限やり尽くした方が良い。

 

 

私自身には能力的にも指導する立場的にも至らない点が数多くあるだろうけど、暇を持て余して辞職の念を湧き起こされるくらいならば、少しでも仕事というものに触れてもらえた方が良い。

 

 

年によって指導方法が異なる上に指導員の選ばれ方もバラエティに富むので、私のように固定でハズれ指導員に回されることもあれば、短期間の内に持ち回りで指導していく為に放置され具合が見えにくくなっていたり、そもそも指導員が付かないパターンもある。

 

 

指導員が付かない方式の時に野良の指導員を買って出たことがあるのだけど、その経験も今回自然と新人さんを拾うことができた源泉になっている。

 

 

上記の通り、仕事がないのに放り投げられてしまうことの辛さを誰よりもわかっているつもりなので、何もすることが見つからずに困っている新人さんは可能な限りバックアップする。

 

 

決まった指導員に放置されるのと、最初から指導員がいないのとではニュアンスが微妙に異なるけど、やはりどちらも辛いことに変わりはない

 

 

例年、半年近くは付きっ切りで面倒を見ることになるので、春が訪れる頃まで二人三脚生活が続きそうだ。なんだかんだで人に物を教えるのは楽しいので、得意不得意は抜きにして、案外向いているのかもしれない

 

 

 

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