初日の出見物に失敗した。年始早々やらかした。
この時期は深夜でも1時間に1本は電車が走っている。その電車を利用して千葉の最東端まで初日の出を拝みに行くことにした。2016年にチャレンジしているので実に4年ぶりのチャレンジとなる。
よくは眠れなかったけど初外出する
— 鷓鷺 (@syarokusuke) 2019年12月31日
詳しい出発先は書かないけれど大雑把に言うと
という道順を経て、銚子駅から徒歩1時間というルートを辿ると目的地に着く。
銚子駅から目的地付近までの電車は出ているものの、その電車ははちゃめちゃに混むし駅からの道もまた混雑が凄まじいので思い切って徒歩で行くことにした。
5時半に銚子駅着、6時半に目的地着、そして6時45分くらいが日の出であったのでそこに間に合えば問題はないはずであった。しかし思わぬやらかしをしてしまう。
降りる駅を間違えて途方に暮れている。初日の出失敗
— 鷓鷺 (@syarokusuke) 2019年12月31日
電車内で本に集中していたので、降りる駅を誤り、千葉駅で乗り換えるはずが西千葉駅に降り立ってしまった。
稲毛駅の次は千葉駅だと勘違いした結果、なぜかあまり人の降りない西千葉駅で降りていた。人が少ないしホームは狭いしでおかしいと思った瞬間には電車のドアが閉まっていた。
前述の通り1時間1本程度しか運行していないので次の電車が来るまでひたすら待機することにした。
千葉駅まで歩けば何とか間に合うかもしれないと調べはしたものの、目的地までの電車はすぐにはやって来ないらしく、西千葉駅で待とうが、千葉駅まで歩こうが結果は変わらないようであったので電車賃の都合もあり西千葉駅で待ちわびることにした。
日の出の跡地を見に行くために往復で何千円も使うのはもったいないから断念して帰ってしまおうかという発想にも至ったが、どうせ日の出直後は人がごった返していて落ち着いて見られないのだからある程度日の上がった状態を見に行くのも悪くないだろうと発想転換をして日の出跡を見に行くことにした。
西千葉駅は通過駅でしかないので本当に人がいなかった。電車がやって来る頃にバタバタと10名程の人が駅までやってきたけれど、その人たちが来るまではずっと1人であった。
その後、無事に千葉駅に着きはしたものの、そこでも2時間弱の待ちをすることになる。
「2時間待ち2時間待ち寒いところで2時間待ち」と呪詛を唱えることしかできない
— 鷓鷺 (@syarokusuke) 2019年12月31日
この後、またもやミスを犯してしまう。しかし今度は大勢に影響はないミスで良かった。
もしやもしやなんだけど、時刻表にない電車に乗ってしまった????? これは予想外のラッキーか?????
— 鷓鷺 (@syarokusuke) 2019年12月31日
千葉駅で4時50分の電車に乗ることでまっすぐ銚子駅まで行けると思ったので4時35分くらいにホームに降り立って見たらちょうど待機している電車がいた。これはラッキー!と乗り込んでみたらどうやら4時30分発の成田駅止まりの電車だったようで、結果として成田駅を経由してしまうことになった。
私、待つわ
— 鷓鷺 (@syarokusuke) 2019年12月31日
結果、千葉駅で1時間半、成田駅で30分の待ちを経てなんとか銚子駅に辿り着いた。
道中空が明るくなってきたので少しずつ不安が増していく。間に合わないことは知りながらも。
明け始めている! 空がうっすら青い
— 鷓鷺 (@syarokusuke) 2019年12月31日
前回は銚子駅から目的地までを電車で移動したので今回徒歩で向かうのは初めてだ。
1時間程田舎道を歩いたのだが、半分くらい移動した辺りで日の出からの帰りの客たちと何度もすれ違った。出遅れ感が半端ない。
そして途中で明らかに目的地とは逆方向に海が見えたので道を間違えそうになった。銚子市の性質上両側に海があってもおかしくないのだ。
グーグルマップに頼っていなければ間違いなく目的地とは反対側に進んでいた。
地図で見るとわからないが西方は開けていて海がちょこっと見えるのに対して、東方は丘になっていて海が見えないどころかちょっとした山のようにも見える。俯瞰しないと絶対にわからないやーつだ。
良い街だった pic.twitter.com/cWizbiMBCt
— 鷓鷺 (@syarokusuke) 2020年1月1日
そして到着後は見物客もそこそこになっていた。賑わいはしていたけれどぎゅうぎゅうで見れないなんてことはなかった。
しかし空には雲がかかっていた。
4年前を思い出した。ここに集まっている人たちは雲がかかっていて日の出をきちんと見れなかったんちゃう!?
日の出跡 pic.twitter.com/hi2iqMh59v
— 鷓鷺 (@syarokusuke) 2020年1月1日
それくらい水平線に雲がかかっていた。太陽が海からにょきにょきと出てくるところは時間通りに辿り着いていてもどの道拝めなかっただろうな。
例え日の出跡だとはしても初日の出であることには変わらない。それに初日の出であろうがなかろうが陽が綺麗であることには変わりがない。良いものを見ることができた。
帰りは南の方へ歩いたり、地球の丸く見える丘を見たりしながら(中には入っていない)銚子駅まで戻った。
露店の食べ物をぐっと我慢して駅前のコンビニで買ったおにぎりと担々麺の味が美味しかったことは今でも忘れない。ちょっと心が寂しくなったけどね!
コンビニでカップ麺とおにぎりを買い求め店の前のベンチで食べるなどした。出店のものよりずっとクオリティが高く味もおいしいのに安価で済む。その一方で心が冷たくなった
— 鷓鷺 (@syarokusuke) 2020年1月1日
新年早々波乱万丈でありながらも良い小旅行となった。