不定期な日記帳の遺構

はてなダイアリーで運用していた「不定期な日記帳」の遺構の上に成り立つ2019年3月より再始動したメインブログ

体力が肝心

30歳までひと月を切った。20代もあと少し!

 

歳を重ねるからと言って何かが変わるわけではない。全ては自身の行動で決まるし、動かなければ何も変わらない。向上心を持てば掴めるものが増えるし、現状維持を目指すとどんなものも手に入らない。何が人の幸せを決めるかはわからないのでどちらが良いか、どちらが悪いかを断定することはできない。持ち物が増えることばかりが幸せとは限らない。周辺の事情が込み入れば込み入る程幸せのハードルは上がっていき、本物の幸せからはどんどん遠ざかっていく。

高み高みを目指すのではなく、ある程度の所でベクトルを切り替えたり走るレーンを変えてみるというのも良いのかもしれない。戦士のままレベルアップを目指すのではなく、一度魔法使いに転職してレベル1から始めた方が良い場合だってある。

goかstayかturnかは人それぞれだし環境次第という部分もあるけれど、確実に3つの内のどれかを選ぶことになる。

 

早速前言を撤回することにはなるが、歳を重ねて変わるものがひとつだけある。それは体力が衰えるということだ。一般的に25歳辺りが体力が増えるピークで、そこから30歳くらいまでは緩やかに下り坂を辿ることになるのだが、30歳を過ぎるとそのスピードが一気に増すのだと言う。こればかりは一度経験してみないとわからないことなのかもしれないが、誰しもが通る道のひとつだろう。

 

goにしろstayにしろturnにしろ、この体力というものが自身の決定の前後に大きな影響を及ぼす。体力があれば進むのも止まるのも方向転換をするのもキレ良く実行できるが、体力がないとクオリティが低いものになってしまう。想像を超える結果を出すことができなくなる。早い段階で現実を受け止めることができれば良いのだが、いつまでも体力があるつもりで動いているといつか痛い目に会うことがあるかもしれない。

 

ランニングの記事を上げる度に言っていることにはなってしまうが、今シーズンは本当に調子が悪い。特に年が明けてからは波に乗れているという感覚を得ることが殆どなくなってしまった。限界の壁を超えて走れる!という実感がなくなった。現実の壁の手前でいっぱいいっぱいになってしまっている。

 

全力で走る機会なんて日常生活ではそうあることはではないので、日常に支障をきたしてはいないものの、いつか自身の無力感を存分に味わう時が来るのであろう。この波への乗れなさはその前兆だ。

だからこそ今からでもその衰えを遅らせるために体力をつけておく。老けるって怖いね。