薬缶を買い直した。
薬缶を入手し麦茶への道を導いた(?)
— 鷓鷺 (@syarokusuke) May 13, 2020
遡ること4年前、電気ケトルを入手した。
カタログギフトで見かけて一目ぼれし、即座に申し込みをした。余計な機能が一切ついていないとても素朴なものであった。コードを繋いで水を溜めてスイッチを押せばものの5分でお湯が沸く。
それくらいならば薬缶で事が足りると見くびっていたけれど、すぐにその地位を電気ケトルが奪い取って行った。
電気ケトルの威力を思い知った。ちょこっと作業してたらすぐにお湯が沸いた。これはすごいアイテムだ…(今更)
— 鷓鷺 (@syarokusuke) May 5, 2016
私の文明がまたひとつ開化した。
それから2年程して薬缶の出番が壊滅した。夏のシーズンが訪れたら麦茶を沸かすというのが定番になっていたのだけど、丁度この頃に炭酸水に出会ってしまったので必然的に麦茶のポジションも追いやられることになった。
2018年6月の記事だ。何でもブログに書いておくものだね。
お湯を準備し、麦茶を出現させる為の重要なキーとなっていた薬缶だが、お湯は電気ケトルで十分であることがわかり、麦茶はそもそも飲む機会ごと炭酸水に奪い去られた結果、居場所がなくなってしまった。
利用するしないという意味での居場所はとうになくなっていたが、その内に断捨離というムーブまで起こった結果、薬缶が真っ先にその対象として目を付けられてしまった。そして薬缶が絶滅した。
こうして薬缶は私の歴史から後胤すらも絶たれたかのように思われた。
しかしここに来て復活を遂げることになる。
本当に申し訳ないことをした。
何も大袈裟な話ではなく、単に生活環境が変化し、同居人がお茶を常飲したいというのでしばらくはペットボトルのお茶に頼っていたのだが、毎回購入するのはちょっと馬鹿馬鹿しいよね、高くつくし、ということでリーズナブルで済む沸かして作るタイプの麦茶に白羽の矢が立ち、それからは自然の流れで我が家での薬缶の需要が急騰する流れが生まれたというだけのことだ。
これは即座に購入するしかあるまいということでお値段以上の価値を提供してくれるお店に駆け込み、何とかステンレス製の薬缶を入手した。
薬缶と沸かす麦茶パックのコンボは家計への負担の軽減を大いに期待することができる。これから少なくとも暑い季節が過ぎるまで、もしかするとオールシーズンでの登板が期待されるので大切にお付き合いをしていく。