大学の授業に水泳が存在していて、私の場合は強制受講となっていた。しかし当時はお金がなく水着と水泳キャップとゴーグルを購入するだけ余裕がなかった。
実際は中学の時に着用していた水着が運良く家にあったのだけど、キャップとゴーグルは既に処分してしまっていたので購入せざるを得なかった。
少なく見積もって2,000円・・・。これは賄えない!
そんなわけであれこれと言い訳を並べて水泳の授業を受けないという意志表示をした結果、他のクラスの体育の授業に混ぜてもらえることになった。
体育という科目が必修になっていて受講しなければ卒業ができない仕組みになっている。そしてこの授業は振り分けられたクラスによって内容が異なる。私は運悪く運動着以外にも用意が必要な水泳が目の前に立ちはだかっていたのだが、クラスによっては水泳がないところもある。
つまり運動着だけ持参すれば単位を取得することができる場合がある。私はごねた結果、水泳の授業を免除された代わりに他のクラスに混ざって運動着だけで良い種目をやらせてもらえた。そうまでして水泳を回避した過去がある。
これはかれこれ9年近く前の話になるのだけど、9年の時を経て突然
水泳欲が湧いて出てきた。
全身を使うことのできる稀有なスポーツということで、トレーニングがてら取り組んでみることにした。
今はそこまで貧乏ではないのでゴーグルもキャップも買うことができる。さらに中学の時の水着を問題なく着用することができたので、必要な道具を揃えて早速プールへと旅立った。
16年ぶりに水泳をしてきた。一応、一応25メートル泳ぐことができた(一応)
— 鷓鷺 (@syarokusuke) October 4, 2020
一応25メートルを泳ぎ切ることができた(一応)。
泳いでみて思い出したけど、昔から犬かきしかできないのであった。
顔を水につけてすいーっと浮かび、苦しくなる前に顔を上げて冷静に呼吸をし、また顔を水に付けてなるべく水の抵抗をなくした状態でまた前へ進むというのを全力で繰り返すと25メートルを泳ぎ切ることができる。めちゃくちゃ疲れるけどね。
何とも情けない話だ。仮に水難事故にあったら真っ先に人生が終了してしまうけれど、そんなことは関係なしに泳げないという事実は恥ずかしい。ここは是非とも泳げるようにならなくてはならない。全ては自尊心の為に。
次の日に仕事を控えていると筋肉痛が怖いので中々全力では取り組みにくいけれど、定期的に足を運びつつ、YouTube辺りで泳ぎ方を研究して50メートルの往復をできるようになる。
どれだけの頻度で通えるかはわからないけれど、年内にはクロールで25メートル泳げるようになることを目標にしてみる。
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