不定期な日記帳の遺構

はてなダイアリーで運用していた「不定期な日記帳」の遺構の上に成り立つ2019年3月より再始動したメインブログ

帽子をかぶるようになった

年明け一発目の内容にふさわしいかどうかと言われるとちょっと微妙な気もするが、昨年1年間を通じた変化としてかなり大きいものとなるのでこのタイミングで書き留めておくことにする。

 

 

これまで避けてきたジャンル

これまで帽子をかぶってこなかった。なぜか。

 

もったいない感が根強かった

帽子=ぜいたく品を身に付ける

 

という図式が幼少期から頭の中にあった。そんなぜいたくをできるのは親のおかげである。つまり誰かの犠牲の上に成り立ってこそはじめて帽子を身に着けることができるわけである。通常の服やカバンの類であれば最低限必要なものなので仕方がないと思えるが、帽子はあってもなくても良いものなので個人的にはガチのぜいたく品であった。無駄なものはなるべく持ちたくなかったし、それを他人(親)に犠牲を払わせてまで手にしたいかと言われると答えは当然ノーになるわけなので、これまでの人生で帽子とは距離を取ってきた。一人で暮らすようになってからもその感覚は継続していて、なんとなく距離を置き続けてきた。

 

サッカー観戦に向かう途中で突然買い求めた

一方で近年、型を破るという意識を大事にしてきた。これまでして来なかったことに挑戦してみたり、行ったことのない場所に積極的に行ってみたり、リスクを背負うような選択をしてみたりと、新しい景色を見に行けるよう心掛けてきた。

そんな今の私にとって「帽子をかぶるかぶらない」という選択はそれなりに世界観を変えるものであった。これまで避けてきたことに敢えてぶつかるとどのような心境になるのだろうか。

サッカーのシーズンの序盤で、観戦直前に帽子をかぶるということを思い付き、そこそこ値の張る帽子を購入した。一回こっきりではなく今後も継続的にかぶり続ける為だ。

 

髪型を気にしなくても良い(休みの時に限る)

そんなこんなで春先のサッカー観戦の日以降、土日など休みの日の外出の差異はほぼ毎日帽子をかぶっている。大きなメリットは何よりもヘアスタイルを気にしなくても良いという点だろう。外出の際もほとんど髪を整えずにサクッとかぶって出掛けてしまう。寝癖なんかも適当に収まってくれるのでめちゃくちゃ楽である。デメリットは帽子を取った際に変な癖が付いてしまうことだが、それはもはや仕方がないと割り切っている。

 

2024年も可能な限りかぶっていく

かぶりすぎるとハゲるかも・・・?なんていう心配をしていたが今の所問題なさそうだし、かぶらない理由もないのでこれからもガンガンかぶっていく。ちなみにかぶっている帽子はキャップであって冬は合いそうにもないが、ひとまずかぶり続ける。

 

 

また、これまでの冬のランニングの際はニット帽をかぶることで耳を冷やさないようにしてきたということもあるので、特殊な事情の場合は帽子をかぶることもあった。キャップを日常でかぶるというのが初の試みであったわけだ。

 

 

感覚を少しずつアップデートして行く。