不定期な日記帳の遺構

はてなダイアリーで運用していた「不定期な日記帳」の遺構の上に成り立つ2019年3月より再始動したメインブログ

20km

40kmも走ったことがない。走ろうと思っても走れない。過去最長のランニングの距離は25kmだ。
大体20kmを超えた辺りから急激に疲労を感じ始めるし、下手をすると21kmくらいでダウンしてしまう日もある。

 

そんなこんなでここ最近はちょっと長い距離を走ろうと思ったら20kmを走ることにしている。20km程度であれば突然の思い付きでも何とか走り切ることができるので設定した目標が変に高すぎて挫折するなんていう事態に陥ることがない。
前半で飛ばしたりすると後半とても辛い思いをすることもあるが、マイペースで進めば後半でスパートをかけるくらいの余裕はできる

 

10kmを進んで同じ道をそのまま引き返すコースと、10km程を進み帰りはぐるっと12キロ程を回って自宅に帰るコースの2パターンがあり、先日は後者の道を進んだ。そして後半は可能な限り速く走った。その結果、行きの10kmは一時間ぴったり、帰りの12キロも一時間ぴったりで完走することができた。
ランニングに二時間もかけてしまったが、満足度はかなり高かった。走った距離も満足できるものだし、疲労感もまさに求めていたドンピシャの感覚であった。帰りが全力だったということもあって足が限界を迎える直前まで来ていた。走ったー!!!という感じを全身で味わうことができた。

 

今回なんとなーく悟ったのだけど、途中でちょっとでもスパートをかけると足の疲労が前フリもなしにピークに達しやすくなることが判明した。前半こそ問題はなかったのだけど、後半に入って力を入れて暫くしたら疲労の塊のようなものが突然体内(というか足)に現れた。

そういえばいつも40kmを走るときも20kmに到達する前にどこかでランナーズハイ的なものが訪れてつい調子に乗ってしまって、部分的ではあるにせよ全力を出してしまう。今回の走り方を通じて、全力を出した瞬間に終焉へのカウントダウンが始まるのではないかという点に行き着いた。

40kmを走るときはこのスパートをぐっと抑えることで、フルで走り切ることができるようになるのかもしれない。


アイドルなんかがたまにフルマラソンを完走しているし、24時間マラソンの素人ランナーだって事前に調整をしているとは言え、42キロ以上の距離を走っている。そうなると当然のことながら、普段からある程度走っている私にできないはずがない

今はフルマラソンを走り切ることを前提とした走り込みをしていないので、数年後、運動のベクトルが変わったらフルマラソンに挑戦してみる。