不定期な日記帳の遺構

はてなダイアリーで運用していた「不定期な日記帳」の遺構の上に成り立つ2019年3月より再始動したメインブログ

オートチャージ付き交通系ICカードを複数枚持ちする

オートチャージ付き交通系ICカードを追加で導入した。

 

 

 

 

その結果、手持ちのカード内で戦略ゲームが発生したという話。

 

 

 

 

オートチャージICをなぜ2枚持ちするのか?

 

 

 

 

元々、2016年頃に思い切ってオートチャージICを導入している。当時より電車移動の機会がそこそこあったが、通勤は基本的に自転車での移動だったので交通系ICを利用するのがもっぱら土日に限られていた。とは言ってもその土日だって毎日電車に乗るわけではないし、将来的に電車に乗る機会が減るのだとしたらオートチャージ機能が不要になっていたわけで、導入に関してしばらく躊躇していた。

 

しかし、「物理的なチャージを億劫として外に出る機会を減らすのはもったいない」という点に行き着き、思い切ってオートチャージICを導入することにした。

 

その後、出勤体制について大きな変動があり定期券を購入することとなったのだが、その定期券には既存のオートチャージ機能を付けることができなかったので、定期券とオートチャージICを2枚持ちすることになった。オートチャージICに定期機能を載せられればそれで何の問題もなかったのだが、鉄道会社の兼ね合いでそれぞれを個別にする必要があったのである。

 

そんな中、最近になり定期券を発行している鉄道会社にもオートチャージICがあることが判明し(最近できたっぽい?)、即座にオートチャージICを発行してもらいそこに定期機能を載せてみることにした。こうしてオートチャージICを2枚持ちする運びになったのである。

 

既存のオートチャージICが不要になるかも!?という案も浮かんだが、後述の通りポイ活(ポイント活動)の観点より2枚持ちで進めようと腹を括ることにした。

 

 

どのように使い分けるのが効果的か?

 

 

 

普段使いのクレジットカード、ただのオートチャージIC、そして新規参入をした定期付きオートチャージICの3点が基本的な支払手段として君臨することになったのだが、それぞれお得になる場面でも使い勝手の面でもわずかにスペックが異なるのでそれぞれを使い分けすることにした。

もちろん改札に出入りする際にもどちらで入場するかでお得度合いがちょっとずつ変わって来るのでその辺りも注意をする必要がある。

 

まずは入場について。結論から言うと圧倒的に既存のノーマルオートチャージICのポイント還元率が高い。チャージするだけで1.5%が還元されるのに対し、新規参入のオートチャージICは0.5%しか還元されない。

 

しかし、定期区間はもちろん新規参入の方で移動するのが好ましいし、定期区間を多少外れる場合でも新規参入の方を使った方が良い。もちろん改札での「ここまではこっちでここからはこっちで~」的なやりとりかもしくは定期区間の途切れ目での無駄な改札な出入りを回避できるという側面もあるのだが、頻繁に定期区間外での乗り降りすることによってポイント還元率が上昇するというのである。その還元率が場合によっては1.5%を凌ぐものになるので、新規参入の鉄道会社を利用する際は新規参入の方で出入りをした方が得になる可能性が高い。

 

一方で関係のない所では既存のオートチャージICを使った方が良い。だって1.5%も入るのだからね。

 

また、普段の買い物についても既存のオートチャージICを使うのが効果的である。基本的には1.5%の還元率を誇る既存のオートチャージICが非常に優秀であることに変わりはないのだが、店舗によっては新規参入のオートチャージICのクレカ機能で支払った方が良い場面もあれば、既存のオートチャージICのクレカ機能で支払った方が良い場面もある。また既存のクレカについても還元率が優位になる場合があり、同時に年間の支払い額が一定の数値を超えて来ると事実上の還元率が2~3%程度に膨れ上がるような壊れ仕様もあるので定期的に既存のクレカを使用する必要もある。

 

様々な側面を考慮した上で有効打を打っていくことでポイント還元量の最大値を叩きだすこともできるというわけだ。仮に年間100万円を使用するとして、3万円分のポイントが戻ってくるのであれば万々歳である。

 

とは言え一点だけ注意点がある。それはオートチャージ全般に言えることだが、定期的に改札を通過しておかないと残高不足になるという点だ。買い物をすればする程に残高が減っていくわけで、お得なチャージ手段というのは改札の通過以外に存在しない。となるとその分の移動がマストになるわけである。仮に2週間程度改札をくぐらせないということにでもなればあっという間に残高不足になる。(タイミングによっては1週間ですら持つかどうか怪しい。)そういう時には既存のクレカなどを併用していく必要がある。

 

こうしてポイ活の沼に嵌っていくことになるのであった・・・。

 

 

そもそもポイ活アンチではなかったか?

1000円の利用で5円が返って来る(大体200円で1ポイント=1円)というのが多くのポイント制度の一般的な仕様になっている。

 

 

そんなん微々たるもんだし、それくらいをケチるのであれば一層何か大きな買い物をひとつ我慢した方がよっぽど効率的だwwwww

 

 

という発想しか持ち合わせていなかったのだが、見方を変えると

 

 

お釣りの端数を訳もなく受け取っていない奴~wwwww

 

 

という捉え方もできてしまう。

確かに無駄な買い物をなくすことでそれぐらいの還元は十分に賄えてしまうのだが、それでもお釣りを受け取らないという例えを引き合いに出されると少なからずもったいないという気持ちが顔を覗かせてしまう。

 

こうして私はアンチ×アンチポイ活(要はポイ活万歳勢)に寝返ったのである。お釣りはどんどんもらっていこう!!

 

 

効果的であることと快適であることの違いは何か?

とは言えポイ活も極めすぎると精神衛生を乱してしまう恐れがある。「あの時こうすれば~・・・」という気持ちはいつか絶対に出て来る。人間なのだから支払い手順をミスって損をすることだってあるかもしれない。

 

しかしそれは減点法で捉えてしまった場合の話でしかない。元々手に入れられたものを手放してしまうと悔しいという感情が生まれる。一方で加点法で捉えることで事態はかなりポジティブになる。

 

 

本来手に入れることのできなかったプラスのお釣りが懐に入って来ることになった!ラッキー!

 

 

という立場になることで失うものがなくなり、むしろプラスでしかなくなる。

 

 

交通系ICについての余談

 

ちなみに交通系ICという括りで見ると地方のものも含めて複数枚所有しているのだが、持ち歩き分だけで4枚ある。

 

 

これだけあれば1枚くらいお蔵入りにしても良さそうだが、なんやかんやで現金払いNGなお店も増えてきている。それに現金以外の方法で支払った方が得な場合だってある。そういった時に備えて交通系ICを所有しておいた方が良かったりする。

 

 

syaroku.hatenablog.com

 

去年Jリーグの試合観戦に複数回足を運んだが、スタジアムのグルメ(通称スタグル)では現金NGでPayPayか交通系ICでしか受け付けていないというようなこともあったし、移動のバスなんかでも交通系ICオンリーということもあった。

もちろん現金オンリーということもあるので現金を所持しておくことも大切ではあるのだが、現金と同じくらい現金以外の支払い方法が主流になりつつある。

 

ポイ活と絡めつつ、柔軟に構えていく。